ブックタイトル広報みと 2017年4月1日号 No.1403
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広報みと 2017年4月1日号 No.1403
水戸市の人口 人口…271,106人(男132,975人、女138,131人) 世帯数…119,197世帯 -平成29年3月1日現在(平成27年国勢調査確定値基準)- 【編集】みとの魅力発信課 ?029・232・9107029・224・5188 kouhou@city.mito.lg.jp 広報みと 平成29年4月1日号 第1403号【発行】水戸市 ?029・224・1111(代表)〒310~8610 水戸市中央1~4~1 昭和62年4月29日に開園した植物公園は、今年30周年を迎えます。このコラムでは、記念イベントをはじめ、注目してほしい植物や園内の季節ごとの魅力などを紹介していきます。 今から約30年前、日本でブームになった植物があります。それはハーブです。一般的には、ヨーロッパで伝統的に使われる薬草や料理、香料、保存料として用いられる植物を指します。当時の植物公園でも多くのハーブを栽培していました。そのハーブをカゴにアレンジし、芝生園で撮影した当時の思い出の写真を、今回の記念リーフレットに使用しています。 カゴの中で、アザミのような紫色の花の後ろで咲いているオレンジ色の花が、ベニバナです。染料植物として有名なベニバナは、キク科ベニバナ属で、原産地はエジプトといわれています。初夏に咲く鮮やかな黄色の花は、やがてオレンジ色に変わり、その花を乾燥させたものは生薬で紅こ うか 花と呼ばれ、古くから浄血の薬や婦人病などに利用される薬草でもあります。 ベニバナ栽培は山形県が有名ですが、江戸時代は水戸藩でも栽培されていました。中でも徳川光圀公の養女が嫁いだ那珂市額田の鈴木市十郎は、莫大な利益を上げたベニバナの卸問屋の一人として、江戸でも有名だったとされています。 植物公園では、園内の薬草園で水戸藩にまつわる約50種類の薬草を栽培したり、養命酒製造と協働で薬膳料理を開発したりするなど、薬草を活用した取組を行っています。その取組の一つとして、4月29日(土)に、薬草園が「水戸 養命酒薬用ハーブ園」として新しく生まれ変わります。面積を拡ひろげ、新たに整備するハーブ園で何を育てるか計画していたとき、養命酒製造からベニバナの種が届きました。水戸藩に縁ゆかりの深いベニバナは、このハーブ園にぴったりだと思い、育てることに決めました。 水戸藩でも栽培されていたベニバナ。さまざまな利用方法があるこの薬草は、貴重な江戸時代のメッセンジャーとして活躍してくれることでしょう。 植物公園園長 西川 綾子Mito Botanical Park 30th Anniversary開園30周年水戸市植物公園ハーブの花カゴ第一話ベニバナハーブの花カゴ植物公園花ものがたり薬草をテーマに植物画や染織物、ハーブなどを展示します。期間/4月29日(土)~5月7日(日)※ 4月29日は、記念トークショー「水戸の歴史と薬草をつなげよう」の会場となります。水戸藩にまつわる薬草を楽しむフェア日時/4月29日(土)、13:30~15:30 定員/100名(定員になり次第締切り) 料金/無料(入園料別途) 講 師/須磨佳津江(NHKラジオ深夜便アンカー)、小圷のり子(弘道館学芸員)、西川綾子(植物公園園長)申込み/4月11日(火)から電話で受付水戸の歴史と薬草をつなげよう~水戸黄門と薬草日時/4月29日(土)、11:45から▼ミニパーティー先着150名に、記念プチスイーツをプレゼント!日時/4月29日(土)、12:00から※ 11:30から芝生園前で整理券を配布します。水戸大使や地域の皆さんが植樹します。日時/4月29日(土)、10:30からイングリッシュローズ記念植樹水戸 養命酒薬用ハーブ園オープン記念セレモニー植物公園開園30周年記念イベント申込・問合せ植物公園 ?243-9311日時/4月30日(日)、13:30~15:00 定員/100名(定員になり次第締切り)料金/無料(入園料別途)講師/岩国隆司・浜崎雅範(ハウス食品)申込み/4月13日(木)から電話で受付生活を豊かにするスパイス~利用と楽しみ方記念セミナー記念トークショー