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概要

広報ごか 2017年4月号 No.820

成 平29度 年針 方 政 施(要旨)人がきらめき だれもが安心・安全にて け 向 に 現 実 の 霞 五 ち ま る せ ら 暮広報ごか 2017.4 2 新年度に臨む私の所信及び町政運営に関する基本方針を申し述べさせていただき、住民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 我が国の経済は、安倍内閣の経済政策いわゆるアベノミクスの取り組みによって、雇用・所得環境が改善し、景気は緩やかな回復基調が続いておりますが、個人消費や企業の設備投資の伸び悩みなど、懸念要素もございます。さらに、イギリスのEU離脱や新興国経済の減速、新大統領が就任したアメリカの動きなど、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動が懸念され、世界経済の不透明感が増しています。 こうした中、政府は、デフレからの脱却を確実なものとし、経済再生と財政健全化の双方を同時に実現していくため、「未来への投資を実現する経済対策」を実施するとしております。さらに、人口減少・少子高齢化への対応は待ったなしの課題とし、働き方改革や女性の活躍など、「ニッポン一億総活躍プラン」を打ち出しております。引き続き、地方創生を重要課題に位置付け、地方の発意による、地方のための分権改革を進め、地方の意欲的なチャレンジを地方創生交付金によって応援するとしております。 本町におきましても、平成 27年度に策定しました「五霞町まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づき、住民の皆様が真に豊かさを実感できるよう、本町の特性や可能性を最大限に活かして地方創生に取り組んでまいります。 さて、東日本大震災から、もうすぐ6度目の春を迎えようとしております。そして、一昨年は関東・東北豪雨により鬼怒川の決壊、昨年は熊本地震、年末には糸魚川市での大規模火災が起こるなど、甚大な被害をもたらしました。 本町といたしましても、災害はいつ発生するかは予測できませんので、これらの経験を教訓にして、震災対策や様々な災害対策、そして万が一の災害が発生した時には、その被害を最小限に抑える減災対策も合わせて、自らの命は自分で守る自助、互いに助け合う共助、行政による公助の視点で災害に強いまちづくりに取り組んでまいります。 平成 29年度は、第5次五霞町総合計画後期基本計画の3年目を迎えることから、引き続き行政運営の要となる財政基盤の強化のため、圏央道五霞インターチェンジ周辺開発事業や幹線道路の整備を進めるとともに、国・県をはじめ近隣地域の動向を踏まえつつ、社会情勢の変化や財政状況を認識したうえで、町の将来像「人がきらめき だれもが安心・安全に暮らせるまち 五霞」の実現と総合計画の着実な実行に向けて、限られた財源を重点的に配分を行ったところであります。 また、新年度予算案は、第5次五霞町総合計画に沿って、次の6つの事項を基本としております。 豊かな自然と安全を育む ?環境・防災・防犯?◆空家等対策計画の策定◆大雨等の災害に対応する応急 資機材の整備◆消防団員の装備の充実◆防犯カメラの設置◆防犯灯のLED化に向けた調 査◆児童生徒の安全確保 健やかと安らぎを育む  ?健康・子育て・福祉?◆独身男女の出会い・結婚支援◆中学3年生までのインフルエン ザ予防接種費用の一部助成・医 療費の助成の実施◆がん検診・特定健康診査受診率 の向上◆私立保育園等への支援◆子育て支援の充実◆障害福祉サービスの充実◆地域の支え合い体制の推進◆介護予防の充実 人と文化を育む?教育・文化?  ◆教育活動指導員の配置◆英語教育の推進◆指導主事の設置◆タブレットパソコン・電子黒板 を活用したICT教育の充実◆小中学校のエアコン整備◆生涯教育の充実◆平成 31年茨城国体開催に伴う 先進地視察 ゆとりとうるおいを育む   ?都市基盤・生活基盤?◆圏央道五霞IC周辺地域整備事 業の推進◆町道5号線の整備◆町道7号線の整備に向けた調査◆持続可能な公共交通体系・ネッ トワークの検討◆上水道事業の広域化拡充の検 証◆水道施設の更新◆下水道施設のストックマネジメ ント計画の策定 豊かさと活力を育む?産 業?    ◆「道の駅ごか」独自商品販売の 取組・施設の効果的な利用◆耕作放棄地対策・基盤整備等に よる農地の有効利用の支援◆五霞農業塾の開催◆青年就農者増加の促進◆本町の魅力情報発信・魅力向上 の推進 ともにまちを育む?まち・地域づくり・行財政運営?◆「情報・防災ステーションごか」 の活用◆協働のまちづくりの推進◆人権教育の推進◆公共施設の将来を見据えた検討 以上、平成 29年度の町政に対する所信の一端と新年度の施策の大要を申し上げました。 私たちには、先人たちが築き上げてきた、五霞の長い歴史を引き継ぎ、未来を創り出していく使命があります。人口減少や少子高齢化など、これまで直面したことのない課題を乗り越え、さらに五霞町が前進するため、住民の皆様と行政がともに力を合わせて、確かな一歩を踏み出してまいります。 今後も、町の将来像「人がきらめきだれもが安心・安全に暮らせるまち 五霞」の実現に向け、「力強い未来」と「絆」のあるまちづくりを目指し、全力で取り組んでまいりますので、町民の皆様の、より一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げ、平成 29年度に臨む施政方針とさせていただきます。(全文については、町公式ホームページに掲載しています。)第1点目第2点目第3点目第4点目第5点目第6点目