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概要

広報あみ 2017年4月号 No.673

広報あみ4 月号通常版 2017.3.24 2町の財務書類●連結財務書類とは普通会計のほか、自治体を構成するその他の特別会計、自治体と連携協力して行政サービスを実施している関係団体や法人を一つの行政サービスの実施主体とみなして、その資産および負債・行政コスト・資金収支などの状況を明らかにする財務書類です。※矢印(→)は財務書類4 表の相互関係を表したもの、( )内は前年度比較増減です町民1 人あたりの貸借対照表資 産244.8 万円(+5.5 万円)負 債54.6 万円(+2.7 万円)純資産190.2 万円(+2.8 万円)平成28 年3 月31 日現在住民基本台帳人口 47,439 人(▲ 85 人)平成27 年度阿見町連結財務書類4 表を公表します財政課財政係?888 ? 1111(222)町では、これまで整備した資産や借入金といった負債などのストック情報、行政サービス提供のために発生したコスト情報など、町の財政状況を町民の皆さまにより詳しく知っていただくために、新地方公会計制度(「総務省方式改訂モデル」)による連結財務書類4 表(貸借対照表・行政コスト計算書・純資産変動計算書・資金収支計算書)を作成しました。詳細については、ホームページをご覧ください。(※)各指標は全国統一的に用いられる普通会計の数値としています貸借対照表(バランスシート)とは、会計年度末(3 月31 日)時点(出納整理期間中の増減を含む)に町が住民サービスを提供するために保有している財産(資産)と、その財産をどのような財源(負債・純資産)で賄っているかを総括的に対照表示した財務書類です。貸借対照表資産1,161.4 億円(+24.2 億円) 負債258.9 億円(+12.1 億円)純資産902.5 億円(+12.1 億円)町が所有している財産の内容と金額で、行政サービスの提供能力を表しています。地方債や退職手当引当金など、将来世代が負担するものです。1. 公共資産1,035.3 億円(+27.6 億円)(庁舎・学校・道路など)2. 投資等59.4 億円(+1.1 億円)(投資および出資金・長期延滞債権など)3. 流動資産66.7 億円(▲4.5 億円)(財政調整基金・歳計現金・未収金など)1. 固定負債235.4 億円(+10.0 億円)(地方債・退職手当引当金)2. 流動負債23.5 億円(+2.1 億円)(翌年度償還予定地方債・賞与引当金)国・県からの補助金や税金などで過去・現世代が負担うち、歳計現金 25.4億円(+1.6億円) してきたものです。公共資産の財源のうち、将来世代が負担しなければならない割合です。現世代負担比率(純資産/公共資産) 90.7%(▲ 1.3%)公共資産の財源のうち、これまでの世代の負担(すでに納付された税金など)で賄われた割合です。■社会資本形成の世代間比率(※)将来世代負担比率(地方債/公共資産) 17.4%(▲ 0.1%)貸借対照表から分かること将来世代負担比率が低く、現世代負担比率が高いため、将来世代への負担が比較的少ないと言えます。阿見町の連結範囲普通会計▼一般会計一部事務組合・広域連合▼茨城県市町村総合事務組合▼茨城租税債権管理機構▼龍ケ崎地方衛生組合▼稲敷地方広域市町村圏事務組合▼牛久市・阿見町斎場組合▼茨城県後期高齢者医療広域連合公営事業会計▼国民健康保険特別会計▼農業集落排水事業特別会計▼公共下水道事業特別会計▼介護保険特別会計▼土地区画整理事業特別会計▼後期高齢者医療特別会計▼水道事業会計地方三公社・その他関係団体▼阿見町土地開発公社▼社会福祉法人阿見町社会福祉協議会◇ 家計にたとえると ◇資産(住宅・車・定期預金等)が244.8 万円です。一方、まだ払い終わっていないローン残高(負債)が54.6 万円あります。純資産は190.2 万円で、資産の78%は支払いが終わっています。