ブックタイトル広報かさま 2017年3月号 vol.132

概要

広報かさま 2017年3月号 vol.132

　Ｅnglish in Actionは、イギリスから招いた専任講師による5日間の英語学習集中プログラムです。今年度は市内の小中学生と小中高の英語科教員、あわせて約80名が参加しました。子どもたちは、最終日の成果発表会に向けて、初歩的な英語を使った活動やプレゼンテーションの企画を考え発表しました。先生方は英語教育の専門家がどのように教えるかを学び、自らの授業に活かせることなどを話し合って指導力向上を目指しました。　皆さんは、外国の方に声をかけられたとき、自然に対応できていますか？今後ますます外国の方と接する機会が増えてくる社会情勢に対応するため、市では、国内だけではなく海外にもどんどん進出できるような人材を育成する一つの手段として、子どもたちの英語教育に力を入れています。　市が考える将来の児童生徒の姿は次の5つです。① 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成②異なる文化に対する寛容な態度の育成③ 郷土の歴史や文化への理解を深め外国の人へ発信できる力の育成④間違いを恐れずに伝え合おうとする態度の育成⑤ 自律した学習者として生涯にわたり英語を学び続ける態度の育成　現在も、幼稚園・保育所・認定こども園から大人のための英語講座までAETを活用しながら一貫した事業を進めており、平成29年度からは市民の方を対象にした英語教室なども実施していきます。子どもも教員も“集中プログラム”English in Action　子どもたちだけではなく、もっとたくさんの方に英語に親しんでもらおうと、地域の方を対象にしたレッスンが南小学校で行われています。レッスンはすべて英語で行われ、日常会話や言い回しの表現など、実用的な英語を中心に実施されました。　海外のイベントの様子を生中継する授業が、平成28年11月に友部第二小学校で行われました。この授業ではビデオ通話を利用し、電子黒板に映し出されたハロウィンの様子をリアルタイムで見ながら、アメリカの親戚の家に滞在していたロウェラーン先生と楽しく会話することができました。　夏休みの期間、市内の小学生を対象に、オリジナルの英語プログラム「Summer EnglishFestival」を実施しています。今年度のレッスンは、ＡＥＴたちが「とにかく楽しく!」英語を学べるようにと考えたもので、ハリーポッターをテーマとした4種類の活動を通して、約160名の子どもたちが学びました。ジェシカ先生の英会話教室本場のハロウィンをリアルタイムでSpecialprogram番外編活動を通して楽しく学ぼう！Summer English Festival3 平成29年　広報かさま3月号（vol.132）