ブックタイトル広報いしおか 2017年3月1日号 No.274

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広報いしおか 2017年3月1日号 No.274

    でみる    石岡市立中央図書館79,262 人?平成27 年度に図書館で本や視聴覚資料を借りた人の数です。前年度と比べると9,974 人増加しました。284,793 冊?平成27 年度に図書館で貸し出された本の数です。199,412 冊?平成28 年4 月1 日現在の蔵書数。一般図書から児童図書まで合わせた数です。県平均はおよそ194,684 冊( 平成27 年度)。28,527 人?平成28 年4 月1 日現在の登録者数です。\ 図書カードは0 歳から作れます/まり知られていませんが、中央図書館の歴史は明治時代にまで遡ります。 茨城県立図書館ができるよりも14年も前、明治22年9月9日、石岡尋常高等小学校内に町民の寄付で設立された関東初の図書館が、中央図書館の前身「石岡書しょじゃくかん籍館」でした。設立者は33歳の青年教育家 設立当時、石岡町の人口は1万数千、町役場の職員は全部で9名という時代。人的にも財政的にも町が手を出せなかった図書館運営に乗り出したのは、同小学校校長の手塚正太郎氏。文化向上を掲げ郷土愛に燃える33歳の青年教育家でした。  手塚氏は安政2年、府中藩士の家の長男として生まれ、明治12 年に茨城県師範学校を卒業後、明治20年に石岡尋常高等小学校長に就任(~明治44年まで)。大正2年~14年、石岡町助役を務めました。教育への熱い思い 設立当初の石岡書籍館には、50人の町民から、500冊余りの和漢洋書の寄付が集まったそうです。 当時の書籍は手刷りの木版で大変高価なもの。石岡町民の気概を感じます。移転を繰り返し… 大正12年に「町立」になり、昭和27年に石岡町役場の一室に移転。昭和29年2月の昭和の合併で「石岡市」になると、「石岡市立図書館」と改称し、石岡市公民館の一室に移転。その後、昭和41年の市民会館建設に伴い、石岡小学校の老朽校舎5号館に移転という道をたどり、昭和55年に今の場所に図書館が建設されました。あ現在の図書館の始まりは、 明治の石岡町民の寄付からでした図書館は子どもが育つ場所だった大人向けの紙芝居も貸出?本の森には子ども向けの本だけでなく、大         人向けの紙芝居や絵本な         ども所蔵しています。          団体貸出もあります。         施設のレクリエーション          などにご利用ください。幼児小学生19~39 歳40~59 歳60 歳以上中学生高校生相互貸借・団体貸出数字所蔵数図書館利用カード登録者(累計)利用者数貸出冊数       3   広報いしおか3月1日号 №274