ブックタイトル広報いしおか 2017年3月1日号 No.274
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広報いしおか 2017年3月1日号 No.274
文化俳句短歌俚謡投稿作品文芸いしおかいしおか俳句同好会東田中 川島 市郎一言に思いを込めて年賀状三 村 田端 俊行夕日背に影と競いて息白し石 川 田口 美子初暦医者の予約を書き込めり南 台 菅野 憲枝初春や古希を迎えて運くつ動靴を買い旭 台 四日市ゆみ子老犬や初日の浜を駆けし夢やさと俳句会辻 上林 愛子元朝や大空の精深く吸ふ柴 内 羽生 俊正月や曾孫のしぐさ見て飽かず下 林 鈴木 邦翠神宿る筑波に続く恵方道石岡短歌同好会旭 台 井上ミチ子欲望の涸れ老ゆる身の慢心も初心に戻し日毎になごむ高 浜 大嶋 全江福島の道辺に並ぶ桃売りのバケツ一杯二百円とは井 関 木間塚具子冬枯れの草を抜く手は冷たくもおもい描くはターシャの庭なり東大橋 森 美千瑠新しき年の初めの昇る日に影を並べて犬と帰り来東石岡 長谷部ミイ紅葉のトンネルくぐり抜けたれば碓氷峠に視界広がる八郷短歌会片 野 小野瀬もと電線に止まりし雀かしましき上見上ぐれば五線譜の如柿 岡 小林 渥子残り実の柚子の一つが梢うれ高く大寒のひかり穏おだしく反かへす山 崎 鈴木 菫あざみの歌口ずさみつつ中二の春師の懐かしき友の恋しき石岡俚謡会石 岡 石塚 芳華母の訛りは 民話のようで 囲むこたつの 外は雪川 又 関 清志着せてやりたいお地蔵さんに 裸寒から 雪時雨下 林 加藤 弥生命燃やして 誓った愛は 俺おいら等漕ぎ出す 世帯船国 府 篠原美千代いろり懐かし 卓ちゃぶだい袱台囲み おらが産地の 試食会石 岡 貝泉庵卆翁何時か帰ると 千島の空に 思いをかけてる 島の民国 府 大西 和子腰の曲がりを 伸ばして雪を 掻いて暮らしの 道作り若 松 川崎 洋子口で勝ち得た 大統領の イスに座った 時の人南 台 月乃香倶耶姫小春日和と 夜寒が嬉し 揺れる干し柿 軒の下石岡俚謡会 文化協会だより俳句真 家 川崎 夫久やさしさは何処に咲くもすみれ草大 塚 松岡 元義枯れ枯れに独り咲きたる寒椿短歌北根本 大塚 豊子日脚伸ぶ太陽赤き西の空山 崎 荒井 幸子初客の娘夫婦と酌み交はす夢の叶ひて夫も綻ぶ山 崎 鈴木 君江思い出は語りて尽きずそれぞれの生きた証あかしの宝となりぬ 都々逸の創始者であり、稀代の音曲家として一世を風靡した初代都々一坊扇歌が晩年を過ごし、没した地が石岡です。扇歌が眠る石岡の地で、都々逸の歴史を連綿と受け継いできた石岡俚謡会は、市内でも最も歴史のある文化団体の一つとして今も活動を続けています。 市民会館で毎月第2日曜日に開く月例会は、持ち寄る作品を味わいながら、それぞれに評し合う知のゲーム場です。絶好の頭の体操として、お年寄りから若手世代まで広く親しまれています。 現在、七・七・七・五のリズムに乗せて、一緒に俚謡を楽しむ会員を募集しています。入会は随時受け付けます。3月12 日の文化協会一日体験では、八郷写真クラブとコラボし、写真で一句の体験を行います。ぜひご来場ください。 興味のある人はこちらまで。■問い合わせ 石岡俚謡会?24・2237(助川) 23 広報いしおか3月1日号 №274