ブックタイトル広報いしおか 2017年3月1日号 No.274

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概要

広報いしおか 2017年3月1日号 No.274

■説明会開催状況について 組合では外部有識者による委員会からの中間答申を受け、今後の新処理施設整備事業者の公募に際して、住民からの意見などを伺うため、ごみの減量や資源化を所管する構成市町の担当課と共催し、市町別の説明会を開催しました。 なお、開催にあたっては、4市町の広報紙やホームページ(組合含む)でお知らせし、ホームページに説明会参加者に配布する資料を掲載しました。あわせて、県所管部署(廃棄物対策課及び市町村課)、報道機関への情報提供も行い、住民がこれらの情報に接する機会を確保することに努めました。 説明会(計4回)への参加者数は合計52人、このうち関係職員や議員を除いた数は、延べ37人(複数回参加された方を含む)、1会場あたりの平均参加者は約9人でした。 参加者からご回答いただいたアンケートは延べ37通、この中で、「説明内容について■事業実施に向けて市町別説明会では、参加者の年代(50~60代以上:94%)や性別(男性:73%)に傾向が見られ、寄せられた意見やアンケート結果では、「ごみ減量や資源化を優先すべき」など事業そのものへの反対意見や「事業費高騰に伴う財政負担」、「施設周辺環境」について不安視する意見が多くありました。 一方で、昨年実施した無作為抽出による住民アンケート結果では「処理施設に定期的に直接ごみを持ち込む」と回答した人の割合が少なく(全体の2%)、新処理施設整備の事業成果をコスト縮減に求める意見が最も多い(全体の55%)状況でした。 また、行政の責務として、コストを減らしながら住民生活に欠かせない安定した廃棄物処理システムの構築を目指し、事業実施に向けてご理解とご協力をいただきますようお願いします。■住民説明会の開催結果▲ 10 月12 日、市役所本館会議室(石岡市)で開催した収集運搬事業者向け説明会の様子 組合では、昨年度から本事業が管内住民や事業者などに及ぶ影響などを考慮し、広報紙やホームページなどで事業の紹介をするほか、アンケート、説明会、パブリックコメントを通じて、ごみ処理に関する全体ニーズの実態把握に取り組んできました。 今年度も、これまでの成果を踏まえ、事業の経過や外部有識者委員会における審議経過などを、広報紙やホームページによる情報提供、また説明会を通じてのニーズ把握に努めてきました。ご理解いただけた」との意見が52・8%(19/36)、「事業にご賛同いただける」との意見が35・3%(12/34)でした。日 時会 場開催地区参加者数アンケート11 月12 日(土)午前10 時~ ゆうゆう館 茨城町6(9)  611 月15 日(火)午後7時~ 美野里公民館 小美玉市8(18) 911 月17 日(木)午後7時~ ひまわりの館 石岡市13(13) 1211 月19 日(土)午後7時~ 千代田公民館 かすみがうら市10(12) 10平均ーー9(13) ー※参加者数のカッコ内の数字は、議員など関係者を含めたもの。※上記のほか、地元地区や関連事業者などを対象にした説明会(計4回)を事前に実施。 石岡市では2施設(霞台厚生施設組合・新治地方広域事務組合)の運営をしており、ごみの処理には多額の経費がかかっています。石岡市・小美玉市・かすみがうら市・茨城町の4市町は、老朽化している3施設を1施設に集約することで、広域化によるスケールメリットを最大限に生かし、建設や運営のコスト削減効果を期待しています。 石岡市でも、2施設を改修するよりも1施設に集約することで、コスト削減効果による市民の税負担が軽減されます。4市町における協議の結果、新ごみ処理施設を建設することとなりました。また、3R(リデュース・リユース・リサイクル)の促進は、ごみ処理の効率化などを図る上で市民の皆さんの協力が欠かせないことからも、引き続きご協力をお願いします。■ごみ処理広域化による      コスト削減効果       15  広報いしおか3月1日号 №274