ブックタイトル広報とうかい 2017年3月10日号 No.865

概要

広報とうかい 2017年3月10日号 No.865

Road to 2019 ！ ～国体への道～　このコーナーでは、３年後に開催される茨城国体に関するさまざまな情報をお伝えしています。東海村で行われるホッケー競技。今回はその歴史について詳しくご紹介します！皆さんはホッケーの歴史について、どのくらい知っていますか？●ホッケーの発祥はなんと…！　ホッケーの歴史をたどると、古代エジプトまでさかのぼることができます。紀元前2500年ごろに描かれたとされる、ナイル川流域の壁画に、ホッケーをする人々の姿が見られます。　一方、現在行われているホッケーは、19世紀半ばにイギリスのクリケット選手がオフシーズンに行っていたものが始まりとされています。1871年に最初のホッケークラブが結成され、その後、さまざまなクラブが独自のルールで試合を行っていましたが、1886年にロンドンにおいて協会が発足したことを機に、ルールが統一されました。●オリンピックがホッケーを世界に広げる　オリンピックにホッケーが登場したのは、1908年の第４回「ロンドン大会」です。６か国が参加し、イングランドが初代金メダルを獲得しました。1920年の第７回「アントワープ大会」に再登場したものの、続く1924年の第８回「パリ大会」では、国際連盟がないスポーツの出場を認めなかったため、参加できませんでした。これをきっかけに、1924年、国際ホッケー連盟（ＦＩＨ）がパリで組織されました。その後、女子の競技団体（ＩＦＷＨＡ）が設立され、1982年にこの2つが統合し、ベルギーのブリュッセルに本部が置かれることとなりました。現在では、５大陸連盟、119の協会が国際ホッケー連盟に加盟しています。●日本におけるホッケーの歴史　明治39（1906）年11月、慶応義塾大学の講堂に、ウィリアム･Ｔ･グレー（イギリス人牧師）が有志を集め、ホッケーを教え始めました。すぐにクラブが創設され、同月23日午後３時から、芝公園グラウンドにおいてグレー自らスティックを握り、ゲームの方法を教えました。終了後、義塾倶楽部の食堂において100人の参加のもと、発会式が催され、３日後の26日に日比谷公園のグラウンドで練習が開始されました。これこそが、記念すべき日本のホッケーの誕生の瞬間です。　やがて、慶應義塾大学ＯＢの東京倶楽部をはじめ、大阪ホッケー倶楽部、陸軍戸山学校のホッケー部、明治大学や早稲田大学等にホッケー部が誕生し、大正12（1923）年には日本ホッケー協会の前身である大日本ホッケー協会が設立されました。1998年には、女子の日本リーグ（ｆリーグ）がスタートし、続いて男子の日本リーグも始まり、2005年から男女16チームによる新生ホッケー日本リーグが始まり、現在に至ります。【問い合わせ】生涯学習課国体推進室（?282-1711 内線1423）vol.５マスコットキャラクター「いばラッキー」国体についての詳細は、ホームページへ！【ご存じですか？ ホッケーの歴史】４月１日（土）から6月30日（金）まで阿漕ケ浦公園ホッケー場の貸し出しを再開します！　阿漕ケ浦公園ホッケー場の改修（人工芝化）工事が３月で完了します。これに伴い、４月１日（土）から６月30日（金）までの期間でホッケー場の貸し出しを再開します。７月からは、照明設備新設工事を行うため、３か月間の貸し出しとなりますので、ご注意ください。皆さんのご理解とご協力をお願いします。【その他】人工芝化に伴い、利用の際の注意事項があります。詳細はお問い合わせください。【問い合わせ】都市整備課管理担当（?282-1711 内線1235）、阿漕ケ浦公園管理事務所（?282-3835）改修工事が間もなく完了します！● 11 広報とうかい 2017年3月10日号