ブックタイトル広報つちうら 2017年3月上旬号 No.1190
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広報つちうら 2017年3月上旬号 No.1190
5 広報つちうら 2017.3.1土浦市立博物館第38回特別展土浦八景―よみがえる情景へのまなざし3月18日(土)~5月7日(日)休館日/毎週月曜日(3月20日を除く)、3月21日(火)、3月14日(火)~17日(金)は展示作業のため休館開館時間/午前9時~午後4時30分 無料開館日/4月2日(日)桜まつり協賛入館料/一般・・・105円、小・中学生、高校生・・・50円(20人以上の団体は一般・・・75円、小・中学生、高校生・・・30円)◎毎週土曜日は、小・中学生、高校生は入館無料 江戸時代、日本の各地では八つの美しい風景を選んで漢詩や和歌を詠よ み、絵に描きました。土浦でも江戸時代後期に、銭亀夕せきしょう照・下田落らくがん雁・神龍寺暁ぎょうしょう鐘・桜橋晴せいらん嵐・川口帰きはん帆・霞浦秋しゅうげつ月・鷲宮夜やう雨・北きたもん門暮ぼせつ雪からなる「土浦八景」が選ばれ、沼尻墨ぼくせん僊や内田野やはん帆らが和歌や俳句を詠んでいます。最近では、もっと古い別の八景があることもわかってきました。藩主土屋篤あつなお直が選定した「垂すいしょうてい松亭八景」です。 この展覧会では、中国から伝わった八景という文化の広がりをたどるとともに、土浦のふたつの八景をくわしくご紹介します。自分たちが暮らす地域の風景を愛し、その価値を発見していった先人たちの「まなざし」に迫ります。展示構成記念講演会「瀟しょうしょう湘八景から日本の八景へ」日4月15日(土) 午後1時30分~3時講堀川貴司さん(慶應義塾大学斯道文庫)展示解説会「八景をめぐる旅」日3月26日(日)、4月9日(日)、5月3日(水) 午後2時~3時講博物館学芸員※入館料が必要です。土浦城ウォッチング「土浦八景ゆかりの人々」 土浦八景ゆかりの地を歩いてたどります。日4月8日(土) 午前9時~正午 ※小雨決行講土浦市観光ボランティアガイド、博物館学芸員定35人(先着順)¥100円(資料代)申3月10日(金)から電話または直接土浦市立博物館・上高津貝塚ふるさと歴史の広場 春の展覧会のお知らせ ▲草くさ久ぐ さ集(個人所蔵・当館寄託)連携講座「八景にみる霞ヶ浦と常総地域」日4月23日(日) 午後1時~4時「正しょうじょうざん定山八景と江戸崎」講平田満男さん(稲敷市郷土資料調査員)「鹿島八景と『浪なさかのうみはんゆうずかん逆瑚泛遊図巻』」講梶山孝夫さん(元清真学園高等学校)「垂松亭八景の成立」講博物館学芸員「土浦八景の展開」講博物館学芸員◎講演会・講座共通事項場博物館視聴覚ホール定70人(先着順)関連企画「写真でみる土浦八景の今昔」「みんなで選ぼう、後世に残したい土浦の風景」(協力:土浦市文化財愛護の会写真部会)「小学生が選んだ〈まちの風景〉」(協力:土浦市内の小学5年生の皆さん)土浦市立博物館 中央一丁目15‐18 ?824‐2928▲垂松亭八景詩巻「高津晴嵐」(当館所蔵)▲垂松亭八景詩巻「銭亀橋夕照」(当館所蔵)Ⅰ 八景の受容と展開Ⅱ 大名が選んだ土浦の八景Ⅲ 土浦八景の展開Ⅳ 八景をめぐる文化的背景Ⅴ 霞ヶ浦周辺の八景Ⅵ 八景という水脈―受け継がれる〈まなざし〉「土浦八景」をみていくと、江戸時代の人々が、自分たちの住んでいる土浦の風景を愛し、良く観察していたことが分かります。近年見つかった「垂松亭八景」も含め、江戸時代の土浦の人々が土浦のどこに魅力を感じていたのか。展示を通して、江戸時代の人々が持っていた「自分たちの暮らすまち」に対する〈まなざし〉を感じてください。展示の見どころ市立博物館堀部学芸員