ブックタイトル広報かわち 2017年3月号 No.576

概要

広報かわち 2017年3月号 No.576

29 ３ 576広報かわち３平成　 年　月(№　 ) 平成28年度 河内町中学生海外英語研修アメリカ合衆国ハワイ州中学生海外英語研修を終えて河内中学校２年　篠崎 玲緒奈　ハワイ研修での２日目は、朝食を食べてからホテルを出て、パールハーバー、総領事館の順で見学しました。どちらも勉強になることがたくさんありました。　その後は、天台宗の荒了寛さんが住むお寺に行きました。お寺は荒了寛さんと奥さんの２人で管理していると聞いたので、どのような感じなのかドキドキしながら来てみると、とても綺麗で驚きました。みんなで協力して、掃除をする人と料理をする人とで、前半と後半に分かれて行動しました。私たちは、まず３人で自分たちの部屋を掃除しました。３人でとても大変なのに、２人で管理していて、しかも少しぐらいしか汚れがなくて本当にすごいと思いました。　料理では、カレーとわらび餅を作りました。ここのお寺は、外にもキッチンがあったのでとても驚きました。カレー作りでは、多くの材料を使うのでとても大変でした。私は市村先生に頼まれたことをやるだけではなく、自分から何をすれば良いのか探すように心がけました。わらび餅作りでは、作ったことがなかったので、作り方を知ることができてとても嬉しかったです。どちらも美味しく作ることができて良かったです。　私は、お寺での１日目で自炊と掃除をして、それを毎日１人でやっているお母さんの大変さが分かりました。そして、３日目はもっと自分からやっていこうと思えるようになりました。後片付けでは、最後まできちんと手伝うことができました。３日目は、朝早くから座禅をやりました。私は、以前やったことがあり、今回で２回目でしたが、初めての時よりもやり方を丁寧に教えて下さって、とても分かりやすく、また、少しお経を教えてもらい、とても良い経験になりました。また、20分間静かにし、姿勢も正しくするのは長いと思っていましたが、あっという間で，もっと長い時間やってみたいという気持ちになりました。朝食はパンでとても美味しかったです。　ル・ジャルダンから帰ってきて、夕食の牛丼と白玉を作りました。私は、後半が料理だったので、来たときには、ほとんど出来上がっていて、私はお皿を並べたり、ご飯をよそったりしました。その時、自分から何をすれば良いのか聞いたり、自分で必要なことを考えて行動できたりしたので良かったです。　次の日の朝には、もうお寺を出るしかないので、感謝の気持ちを込めて、荒了寛さんに歌と飾りをプレゼントしました。歌では、「ふるさと」を歌い、研修で歌ってきた中で一番上手だったと市村先生に言われて、とても嬉しかったです。荒了寛さんもとても喜んでくれたので良かったです。後片付けでも、泊まらせていただいた感謝の気持ちを込めて、器具の一つ一つをしっかり綺麗にするようにしました。最後まで残って後片付けができたので良かったです。　四日目は、朝早くからお寺を出る準備をしたり、掃除をしたりしなくてはいけなかったのでとても忙しかったです。朝食は、パンとヨーグルトとフルーツでした。どれもとても美味しかったです。その後の掃除では、「来たときよりも帰りの時の方が綺麗」と思っていただけるようにしっかり丁寧に掃除しました。荒了寛さんたちが「綺麗になっている」と思っていたら良いと思います。　私は、お寺での２日間で自分にとって大事なことをしっかり学ぶことができました。それは、お母さんが家のことを毎日どれだけがんばっているのかを知ることです。また、お手伝いなど頼まれたからやるのではなく、自分からやりたいと思える気持ちになることです。私は、それを家に帰ってもできるようにしたいと思いました。そして、お母さんに自分からお手伝いをしたいと言って、驚かせたいと思います。町の税金でいかせていただいたこのハワイ研修で多くのことを学ぶことができ、感謝しています。本当にありがとうございました。オアフ島・ホノルル