ブックタイトル広報かわち 2017年3月号 No.576

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概要

広報かわち 2017年3月号 No.576

広報かわち平成 29 年3 月(№5 76 ) 2??月?3日から??月?9日にかけ、町内の中学2年生を対象に河内町中学生海外英語研修事業が開催されました。 ハワイホノルル5泊7日の日程で河内中、金江津中の生徒?8名が参加しました。研修報告書の中から両中学校の研修生代表の紀行文を紹介します。金江津中学校2年 篠田 瑠奈中学生海外英語研修に参加して 3日目と4日目は、天台宗別院さんでお世話になりました。朝6時から全員で20分間の座禅をしました。私たちの座禅に取り組む姿が素晴らしいと荒了寛先生にお褒めの言葉をいただきました。座禅をする前、不安だったのですが、「やって良かった、今日も一日頑張ろう。」というすがすがしい気持ちになることができました。 食事を終えて、バスに乗り込み、ル・ジャルダン・アカデミーを訪問しました。学校では、折り鶴の折り方や漢字、ひらがなを英語で教えました。体育館に入ると、女子生徒が3名、私たちを迎えてくれました。その人たちは、フラダンスの上手な人たちで、私たちにフラダンスを踊って見せてくれたり、教えてくれたりしました。全部で?0個くらいの動きを習い、私たちは1曲全て踊れるようになりました。心に残るお土産になりました。このル・ジャルダンの体育館が、私たちが今まで練習を積んできたダンスを初めて披露する場所になりました。最初はエビカニクスを踊るために、エビやカニを表す大きな赤い手袋を付けました。みんなは練習の時より生き生きとしていました。高校生くらいの人たちが集まってきて、一緒に踊ってくれました。また、ソーラン節では、エビカニクスと違うかっこよさがあり、みんなキラキラした目で見てくれました。ダンスが終わってから、かわち丸のバッジを渡しました。緊張することなく、交流できました。 天台宗別院に帰ってからは、全員で夕食として牛丼を作りました。私は、活動をしている時は常に河内中の人たちと極力多く会話をすることを心掛けました。来年、統合するためのとても良い機会になり、統合が楽しみになりました。夕食後、了寛先生へのお礼として、折り鶴で作ったレイを渡しました。 私はこの研修で、多くのことを学び、考えることができました。訪問したル・ジャルダンでは、活用できる英文が少なすぎたことに気がつきました。自分から話しかけることができませんでしたし、質問にも答えることができませんでした。私の話題が「部活」「学校」「家族」くらいしかなく、話題を提供するための材料が少ないことにも気付きました。たとえ英語の文法を理解しているとしても、それを使うための話題がなければコミュニケーションがとれません。英語以外の全ての教科に対しても、もっと勉強していかなければならないと思いました。意思の疎通をすることは、言語を通してだけではないことも学びました。私はお世話になった生徒さんとは必ず握手か、ハグをしました。ただThank you. と言うよりも行動をした方が感謝の気持ちが伝わると思ったからです。ハグを仕返してくれたり、Thank you, Runa. などと言ってくれたり、楽しい時間を過ごすことができました。研修生の女子全員でアメリカのお金の計算をしたことも良い思い出です。最初、硬貨の金額が全く分からず、硬貨が使えませんでした。持っていた硬貨を自動販売機に入れて、出た表示でいくらなのかを知ろうとしたり、レシートから硬貨の金額を計算したりしました。「知りたい」という気持ちを前面に出すことができるようになってうれしく思いました。ハワイに来られて本当に良かったと思いました。お寺に泊めていただき、親への感謝の気持ちもあふれてきました。ハワイ研修に来て自分は良い方向に変われたと感じています。本当にありがとうございました。