ブックタイトル広報結城 2017年3月号 No.666

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概要

広報結城 2017年3月号 No.666

13  日本における2016年の前立腺がん羅患数は、男性のがん第1位と予測されています。 これは、PSA検診による早期発見の向上が一因と考えられます。血中PSAは前立腺がんで上昇する腫瘍マーカーですが、肥大症や前立腺炎でも上昇することから厳密には前立腺マーカーです。PSA検査がない時代は、前立腺がんが発見されたときにはほとんどが進行がんでした。 一般的には前立腺がんは穏やかながんですが、進みの早い高リスクがん(生検で診断)であったり、症状が乏しいので進行がんになってからようやく発見されることもあり、侮れないがんといえます。  治療は、早期がんでは外科手術や小線源放射線療法が効果的で完治が望める治療です。低リスクでPSA値や生検養成コア数が適応内である早期がんの場合、監視療法といって未治療で厳重な経過観察をする方もいます。また、75歳以上の高齢者や進行がんの場合では内分泌療法が中心となりますが、副作用に留意する必要があるでしょう。(結城市医師会提供)※PSA… P=prostate(前立腺) S=specific(特異)A=antigen(抗原) 食生活改善推進員は、「私たちの健康は私たちの手で」という合言葉のもと、自分・家族・地域の健康づくり活動を推進する”食のボランティア“です。 私たちは、生活習慣病予防や食育を推進しています。市では、高血圧や糖尿病を患っている方のため、「ヘルシークッキング教室」を開催しています。高血圧予防は塩分を控えた料理、糖尿病予防はエネルギーや脂肪を控えたバランスのよいメニューなど、生活習慣病を予防する食事を普及しています。 また、地域の食文化を継承していくため、郷土料理の普及にも努めています。2月1日には「郷土料理教室」を開催しました。最近では郷土料理にふれる場面も減ってきてしまいましたが、この教室をとおして、一人でも多くの方に郷土料理を伝えたいと思います。 このように私たちはいろいろな活動をしています。あなたも一緒に健康や栄養について学んでみませんか。食生活改善推進員(ヘルスメイト)の活動◆食生活改善推進員に関する問 合せは、健康増進センター ( 32・7890)へご連絡 ください。郷土料理教室の風景有料広告欄市民健康教室No.439PSAと前立腺がん