ブックタイトル広報 常陸大宮 2017年2月号 No.149

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概要

広報 常陸大宮 2017年2月号 No.149

広報 常陸大宮 2 3  平成29年2月号ペットと火災第126回FIRE DEPARTMENT HITACHIOMIYA『常陸大宮市消防本部』FDH近年、室内で動物を飼う人が増えています。その室内のペットが原因で、火災が発生する事がありますので注意が必要です。 犬やハムスター、プレーリードッグといった、噛む習性のある動物を室内で遊ばせると、電化製品の電源コードや延長コードを噛んでしまい、断線してショートし、火災が発生することがあります。意外なところでは、噛み癖のある犬が、スマートフォンのバッテリーパックを噛んだことで、バッテリー内部がショートして火災が発生した事例があります。 これらの動物を室内で遊ばせる場合は、飼い主が目を離さず、バリケードやサークル等を使用して、家具の裏やベッドの下など、目の届かない所に入り込まないよう注意しましょう。 ペットの尿が、壁付コンセントやテーブルタップ等にかかると、コンセントと電源プラグの接続部で※トラッキング現象が発生し、出火することがあります。尿には塩分が含まれ通電性が高いことから、通常の水よりもトラッキング現象が発生しやすく、発火の危険性が高くなります。ペットのトイレの近くには電気機器を置かないようにし、壁付コンセントなどにカバーをするなどの対策をしましょう。もし尿がかかってしまった場合は、直ぐにコンセントから電源プラグを外してください。※トラッキング現象・・・電源プラグとコンセントの間にほこりがたまったり、塩水など電気を通しやすい液体がかかると、電流が流れ火花が発生します。これが繰り返されると、次第に電源プラグの表面が炭化し「トラック(炭化導電路)」と呼ばれる電気の通り道が形成され、過電流が流れることによって発火します。 室内で遊んでいたペットが、衣類やタオルなどをストーブの近くへ引きずっていったため、その衣類などに着火してしまったり、ストーブ本体を倒してしまったりして、火災が発生することがあります。ストーブ等の暖房器具は、柵や転倒防止の措置をするとともに、燃えやすいものを近くに置かないようにしましょう。 室内で遊ばせる時は目を離さない、外出する時は放し飼いにしない、ストーブをつけたまま外出しないなどの予防をしましょう。火災予防に努めることが、大切なペットの安全を守ることにもつながります。噛む動物に注意か12 ペットの尿で出火することも3 暖房器具にも注意