ブックタイトル広報 常陸大宮 2017年2月号 No.149
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広報 常陸大宮 2017年2月号 No.149
広報 常陸大宮 1 7 平成29年2月号【陸前高田市での復興活動】 私は、常陸大宮済生会病院の創立時の院長としての役割を果たした後、東日本大震災で町が壊滅し、2千人近くの犠牲者を出した岩手県陸前高田市に来て、被災者のために済生会陸前高田診療所を開設しました。仮設診療所では1年4か月診療を行い、患者登録数は3千人、延べ9千人の患者を診察しました。 この地で、被災者や市民・町民に診療や健康教室等の活動を行う場合には、常陸大宮市の状況や経験などを参考にして、医療・情報提供活動を行っています。 陸前高田市は、非課税世帯が2,155世帯(全世帯の30%)あり、 震災被災者証明により医療費負担の免除が1,456世帯(20%)になるため、無料低額診療事業が必要になります。また、済生会病院で診療を受けられない住民に対する支援を行うために「一般財団法人吉田記念今泉財団」を設立しています。 震災以降、仮設での診療活動を行ってきましたが、2017年1月に本設診療所が完成しましたので、今後も引き続き常陸大宮市と連携を図り、この地での医療活動の充実に力を注いでいきたいと考えています。【仮設住宅での健康教室の様子】 健康教室の開催や、常陸大宮済生会病院を参考に、無料低額診療事業の説明などをしています。▲診療所と職員宿舎が今年1月完成済生会陸前高田診療所(仮設)津波で町が全滅した陸前高田市気仙町今泉常陸大宮常陸大宮済生会病院名誉院長 伊東 紘一さん(岩手県陸前高田市在住) 大使観①いとうこういちひたちおおみやたいしかんこんにちは!常陸大宮大使です 「常陸大宮大使」は、市の魅力や情報を全国に発信し知名度を高めるとともに、まちづくりへの意見や情報を提供してもらい、市の産業・文化・観光等の振興を図るため、平成21年に設置されました。 現在35人が大使として委嘱され、今月号から不定期に大使の活動報告などを行っていきます。