ブックタイトルかみす市議会だより 2016年5月29日号 No.48

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概要

かみす市議会だより 2016年5月29日号 No.48

15 かみす市議会だより 第48号問 これまでの公約について伺いたい。(保立市長)一期目は、新市建設計画検討委員会の設置などの三つの改革と安全・安心な都市づくりなど七つの政策、二期目は、「やさしさとふれあいのあるまちづくり」など五つの約束、三期目は、医療体制整備、災害復旧及び産業振興の三つの緊急課題に取り組むことや、暮らし教育にも全力で取り組むことを公約として掲げました。問 津波シミュレーションの進捗状況を伺いたい。(栗林生活環境部長)平成二十六年度に実施したシミュレーションの条件について専門家に意見を伺い、防潮堤が沈下しないことと、徒歩以外の手段も考えるべきではないかとのアドバイスを踏まえ、防潮堤と避難手段の条件を見直しての再シミュレーションを実施しています。問 津波避難困難者対策について伺いたい。(栗林生活環境部長)避難経路や避難方向を示す避難誘導看板を北公共埠頭周辺に設置し、平成二十八年度には南公共埠頭周辺と波崎地区にも設置を予定しています。問 市民満足度はどのように調査しているのか。(保立市長)市民懇談会、移動市長室、市政モニターを継続して行うとともに、平成二十七年三月からは転入・転出者を対象にアンケートを実施し、市民満足度の把握に努めています。問 今後の液状化対策について伺いたい。(貝戸都市整備部長)これまで検討を続けていた豊田・昭田地区、筒井大沼地区、知手・知手中央地区及び太田新町地区の四地区については、実証実験の結果や同意取得の状況、液状化対策検討委員会の意見を総合的に判断した結果、施工困難の結論に至りました。今後の対応として、説明会の開催などにより、市民の皆様のご理解に努め、再液状化被害を軽減できるように、市民自らが取り組む液状化対策について情報提供などを行っていきます。問 鹿島労災病院への支援について伺いたい。(向山健康福祉部長)平成二十八年度は、医師確保補助事業、寄附講座開設寄附金として約一億五千六百万円を予定しています。問 地域医療構想策定に関する市の考えを伺いたい。(向山健康福祉部長)当市では平成二十七年度において、市内三病院と潮来保健所とで、今後の神栖地域の二次救急医療体制の方策を協議した結果、効率的な医療提供体制を構築するため、二次救急医療体制の集約化、医療機関の機能分担及び医療連携体制の確立などを早急に図る必要があるという結論に至っています。一方で、地域医療構想は県が策定するため、県が主催する構想会議で協議結果を検討していきます。問 医療体制改善支援事業補助金について伺いたい。(向山健康福祉部長)市内の二次救急病院を対象とし、市内の病院が経営改善に向けコンサルや経営診断を行うためのアドバイザー派遣等を主に考え、その一部、または全部を補助するものです。問 鹿島労災病院へ災害拠点病院として補助する考えはないか。(向山健康福祉部長)地震や洪水などの自然災害や工場災害など人為的な原因による大規模な災害発生において二十四時間対応可能な緊急医療体制を確保することが、当市にとって重要なことであると認識しています。災害拠点病院としての強化が図られる支援要望があれば検討していきたいと考えています。