ブックタイトルかみす市議会だより 2015年5月24日号 No.43

概要

かみす市議会だより 2015年5月24日号 No.43

かみす市議会だより 2015年5月24日12問　和解受け入れの理由を伺いたい。（保立市長）裁判が長期化したことによる遅延損害金の加算など、相当な財政的負担等を強いられた過去の例を教訓として、この裁判においては早期解決を目指した総合的な判断のもと、和解勧告案を受け入れることとしました。問　医師不足対策の現況を伺いたい。（竹内健康福祉部長）「医師確保事業補助金」、「医師Ｕターン支援事業」、「海外留学支援事業」、「医師修学資金貸与制度」、「寄附講座設置」、「ヘルスプロモーション事業」などを行っています。　平成二十七年度は医師確保事業補助金を拡充し、二次救急病院の救急に携わる非常勤医師への補助を一人から二人に増やすとともに、医師修学資金貸与制度の貸与条件の住所要件を撤廃し、広く修学資金貸与者を募ります。　　問　医療問題に対する今後の考えを伺いたい。（保立市長）医師不足は市民の生命に関わる深刻な問題であることから、当市の最重要課題として強く認識し、取り組んでいます。これまで、千葉大学、東京医科大学、帝京大学等に医師派遣の依頼をしてきた結果、徐々にではありますが、着実に医師確保につながっています。今後も、茨城県をはじめ関係機関と連携を図りながら、当市独自の施策を継続し、医療資源の確保に最大限に努めていきます。問　東洋経済オンラインに毎年発表されるランキングの順位と数値について伺いたい。（坂野企画部長）「住み良さランキング二〇一四」における神栖市の順位は、全国問　アリーナ整備運営事業費の推移を伺いたい。（貝戸都市整備部長）平成二十六年第二回定例会時の施設整備費百九億八千二百六十三万八千円に対し、百十二億七千四百六十八万九千円で二・七パーセントの増、運営収入を差し引いた運営維持管理費三十八億四千三百五十七万九千円に対し、四十六億七千四百六十六万一千円で二十一・六パーセントの増です。問　アリーナの運営はＰＦＩ事業者が指定管理者として行うのか。（貝戸都市整備部長）ＰＦＩ事業は設計から建設、運営、維持管理までを一括発注する事業方式であり、建設後にＰＦＩ事業者が指定管理者となって運営業務に当たることになります。問　国家賠償等請求事件の責任の検証はどのように行ったか。（保立市長）今回の訴訟においては、地元業者の育成という政策目的のために、入札参加資格の制限という手段を用いたことが合理性を欠く過剰な制約手段であるとの第一審での指摘を踏まえ、その政策の意思決定をした私と政策の企画立案の責任者である副市長でその責任をとるものです。問　和解までの経緯を伺いたい。（坂野企画部長）東京高等裁判所からの和解の提示を受け、訴訟代理人との協議を踏まえ、庁内での検討を経て市長の判断により和解を受け入れることとしました。公正・公平なまちづくりについて医療について「住み良さランキング」について髙橋 佑至 議員