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概要

教育いばらき No.535

みんなで読んでみよう おしえて ふれあちゃん!こんにちは!わたしは県教育委員会マスコットキャラクターのふれあちゃんです。このコーナーでは、みんなが住んでいる「茨城県(いばらきけん)」にある、すてきなものをしょうかいします!今回は「日立風流物(ひたちふりゅうもの※)」。世界から認められたすごいものだよ!日立風流物(ひたちふりゅうもの)って?世界も認める人類の宝 日立風流物は、茨城県日立市に伝わる民俗文化財(みんぞくぶんかざい)です。あやつり人形を乗せたカラクリじかけの山車(だし)で、大きさは高さ約15m、横はばは約5~7m、重さは約5トンあります。 ユネスコ(教育や科学、文化などを担当する国連の機関)では、伝統的なお祭りや音楽、技術などのうち、世界的にも重要な文化財を「無形文化遺産(むけいぶんかいさん) 」に定めています。 日立風流物は、2009年、無形文化遺産に登録され、2016年には、他の32件の文化財とともに「山・鉾・屋台行事(やま・ほこ・やたいぎょうじ)」として、かく大登録されました。 風流物は宮田村(今の日立市)の神峰神社(かみねじんじゃ)のお祭りのときに、神さまに見てもらうための山車にからくり人形を加えたもので、江戸時代中ごろに始まりました。 その後、江戸時代の後半には山車そのものがからくりとなり、明治時代の初めに今のかたちとなりました。風流物を見に行こう! 風流物は神峰神社のお祭り(7年に1度)のほか、毎年4月上旬の日立さくらまつりで見ることができます。 日本さくら名所百選に選ばれている日立市の桜並木の中にそびえ立つ風流物は、この世の物とは思えない美しさです。 山車の中には、作者(さくしゃ)と呼ばれる約30人の人がいて、それぞれのからくり人形を自ざいにあやつり、さまざまなお芝居(しばい)を見せてくれます。 また、太鼓(たいこ)や笛、鉦(かね)でお囃子(はやし)を演そうする人たちもいます。今回は日立風流物!!お囃子にあわせて人形たちがお芝居をするよ!※「ひたちふうりゅうもの」とも呼ばれます・・・・・・・日立市郷土博物館 電話/0294-23-3231 ホームページ http://www.city.hitachi.lg.jp/museum/日立風流物についてもっと知りたいときには山車の中のようす教育いばらき第五三五号[茨城県教育委員会ホームページ]http://www.edu.pref.ibaraki.jp/board/index.html平成29年2月8日 発行/茨城県教育委員会 編集/茨城県教育庁総務企画部総務課 〒310―8588 水戸市笠原町978番6 電話029―301―5152ふれあちゃんクイズの答え:日立風流物