ブックタイトル教育いばらき No.535

概要

教育いばらき No.535

各館の情報、展覧会の詳細については、ホームページ、もしくは直接各館へお問い合わせください。つくば市吾妻2-8　?029-856-3711http://www.tsukuba.museum.ibk.ed.jp/茨城県つくば美術館随時、貸ギャラリー展や美術講座、ワークショップを開催しております。水戸市緑町2-1-15　?029-225-4425http://www.rekishikan-ibk.jp/茨城県立歴史館イカラカラ―アイヌ刺繍の世界―２月４日土から３月２０日月・●祝まで特別展Ⅱ北茨城市大津町椿2083　?0293-46-5311http://www.tenshin.museum.ibk.ed.jp/茨城県天心記念五浦美術館再興第101回院展茨城五浦展２月２５日土から３月３０日木まで企画展現代の茶陶１月２日月から3月12日日まで企画展東山魁夷 唐招提寺障壁画3月11日土 13:30～土曜講座笠間市笠間2345　?0296-70-0011http://www.tougei.museum.ibk.ed.jp/茨城県陶芸美術館茨城県近代美術館（企画展）東山魁夷　唐招提寺御影堂障壁画展（第６８回企画展）アンモナイト・ワールド－ 恐竜時代の海へいこう －水戸市千波町東久保６６６－１　? ０２９－２４３－５１１１　http://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/唐招提寺御影堂障壁画 濤声（部分）　昭和50年　唐招提寺蔵マダガスカルで産出する代表的なアンモナイト「ペリスフィンクテス」▲御影堂障壁画は、多くの苦難を乗り越えて中国から来日し唐招提寺を開基した鑑真に捧げるため、日本の豊かな自然と鑑真の故郷中国の風景をテーマに描いた東山魁夷の画業の集大成といえる作品です。通常非公開のこの超大作を間近で鑑賞できるまたとない機会です。美術館・博物館 展覧会のご案内!学芸員からのおすすめpoint!【期間】 2月11日土・●祝から４月２日日まで柱や畳、欄間などを再現し、御影堂内にいるかのような臨場感でご覧に入れます。東山魁夷の世界を心ゆくまでご堪能ください。ミュージアムパーク茨城県自然博物館坂東市大崎700　?0297－38－2000　https://www.nat.museum.ibk.ed.jp/稲葉学芸員日本や世界で産出するさまざまなアンモナイト化石をとおして、その多様性を紹介します。さらにどのような生き方をしていたのか、どのように進化してきたかなど、最新の学術的知見を取り入れながら紹介します。【期間】 ２月18日土から６月11日日までとうせいひがし　 やま　 かい　　 い　　　　　　 とう　 しょう　 だい　　じ　　　み　　 えい　 どう　 しょう　 へき　　 が　　 てん※会期中無休がんじん家庭 教育 相 談子どもホットライン相談員より　最近、息子が私の財布からお金を二回ほど持ち出しました。友人の母親からの情報では遊ぶ際に使っているようです。小遣いは普通に渡しているつもりですが、このままでは、他人の金銭も盗るようになってしまうのではないかと心配です。　　（小学二年生の母）　子どもがお金を盗る時には、自分で欲しいものがある、スリルを求める、親や友達の関心を得ようとするなどの理由が考えられます。　息子さんは、友達と遊ぶ際にお金を使っているようですが、友達に強要されているのか、自分から持ち出しているのかが気になります。まずは、ただ叱るのではなく、どのような気持ちでお金を持ち出したのか、心の内面に目を向けて話を聞いてみましょう。子どもの気持ちを理解したうえで、親が心配していることを温もりのある言葉で伝えてはどうでしょうか。　また、息子さんの場合、お金の扱いについてまだ善し悪しの判断がつかないのかもしれません。この機会に、他の人のものはもちろん、親のお金であっても黙って持ち出してはいけないという社会のルールをしっかりと教えておきましょう。　　　（県教育研修センター子どもの教育相談員）　電話の向こうで、泣いているようなかすかな声が聞こえます。じーっと待ってみましたが、無言になってしまいました。言葉はないけれど、「何かを伝えたくて、思い切って電話をかけてくれたのかな…」「何か困ったことがあったのかな…」などと思いながら、電話越しの物音や背景などを感じようと真剣に耳を澄まします。　ようやく「あの…」と第一声。初めて話す全く知らない人に対して、戸惑い、声が出ないのは自然なことです。精一杯の勇気を出しての「あの…」なのかもしれません。ゆっくりと「うん、お話できるかな…」と、ひとこと返します。そして、「よくかけてくれたね。」と感謝の気持ちを伝えます。　一人で電話をかけられたということに自信を持ち、その時出した勇気を自分の中で感じてもらえるといいなと思います。そして、その子にとって、ここが、自分の気持ちを伝えたり、困りごとを話したりと、心の交流ができる場所になるといいなと感じています。子どもの素直な声を受け止め、寄り添う。音楽で言えば、ゆっくりと伴奏しながら一緒に演奏する、そんな大切な時間なのだと思います。県立の美術館・自然博物館は、長期休業中を除く土曜日は高校生以下の入館料が無料、歴史館は高校生以下の入館料がいつでも無料です。お金を持ち出す息子大 切 な 時 間A Q7