ブックタイトルかみす市議会だより 2017年2月12日号 No.51

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概要

かみす市議会だより 2017年2月12日号 No.51

かみす市議会だより 2017年2月12日16問 実施内容を伺いたい。(保立福祉事務所長)安否確認と孤立感の解消、高齢者の健康増進を図るため、一人暮らしの高齢者に無料で乳製品を一日置きに届ける「愛の定期便事業」、一人暮らしの高齢者などに安否確認を兼ねて、月曜日から金曜日の間で昼食を届ける「配食サービス事業」を実施しています。そのほか、急病等で救急隊の援助が必要な時に、簡単な操作で消防署につながる「緊急通報システム」を実施しています。問 緊急通報システム事業の対象者について伺いたい。(保立福祉事務所長)おおむね六十五歳以上の一人暮らし高齢者で、疾病等により百十九番通報が困難な一人暮らしの高齢者への見守り対策について方、一人暮らし高齢者の重度身体障害者で百十九番通報が困難な方が対象です。問 地域医療シンポジウム開催について、市民への周知と来場者数を伺いたい。(卯月健康福祉部長)平成二十八年十月一日付で市内の全行政区と企業団地に対しチラシ回覧を始め、十月十五日号、十一月一日号の広報「かみす」と市ホームページへの掲載、また、地域情報誌にも掲載するなど周知を行い、来場者数は百七十二人でした。問 再編統合協議会と統合準備室の進捗状況を伺いたい。(卯月健康福祉部長)再編統合協議会は、平成二十八年八月三十一日に第一回の会議が開催され、再編統合に向けたスケジュール、経営統合・機能分化に関する課題、新病院等整備に関する課題などについて協議し、十二月下旬には、第二回の再編統合協議会が予定されています。統合準備室は、不定期に概ね月二回、これまで十回会議を開催し、現在は、基本構想策定に向けての協議のほか、統合に係る病院間の調整や職員の処遇などについて協議されています。問 医師減少の原因を市としてどのように捉えているのか。(卯月健康福祉部長)原因の一つとして、平成十六年四月からの新医師臨床研修制度により、これまで大学医局等の医育機関からの派遣医師により地域の病院をはじめとする地域医療を支えてきた環境が維持できなくなったため、大学医局で若い医師が不足し、地方へ派遣した医師を大学医局へ引き上げを始めたことにより、深刻な医師不足に陥ってしまったものと考えています。問 神栖済生会病院と鹿島労災病院の医師や職員等の勤務条件、給与体系、負債状況を伺いたい。(卯月健康福祉部長)鹿島労災病院は平成二十四年度以降、毎年度十億円以上の赤字決算を計上し、神栖済生会病院は、二十六年度決算で約一億六千万円の赤字決算と伺っています。勤務条件、給与体系については、把握していません。問 病院や地域医療を守ることができる医師数について伺いたい。(卯月健康福祉部長)地域における医療需要や市民の受療動向、医療提供体制等の病院経営を取り巻く諸条件により、必要な医師数は変動するものと考え、新病院等の整備の方針を示す基本構想が策定された際には、必要な医師数の目安が示されるものと考えています。問 救急医療機能を持つことが病院経営を圧迫するのではないか。(卯月健康福祉部長)今回の再編統合では、医師確保が前提にありますので、それにより二次救急の患者を受け入れ、病床稼働率が上がることにより医業収益が見込まれ、安定経営が可能になると考えています。村田 康成 議員地域医療の展望について