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概要

広報なか 2017年2月号 No.145

 病びょうき気や事じこ故、加か齢れいは誰だれにでも起おこりうることです。 同どう様ように、歩あるけない、話はなせない、聞きこえない、人ひととうまくつきあえない…などの「障しょうがい」をもつことも、誰だれにでも起おこりうることです。 障しょうがいをもつかたにとって暮くらしやすいまちは、どんな人ひとにとっても暮くらしやすいまちです。周まわりの人ひとの理り解かいや気き配くばりの輪わが広ひろがることで、よりいっそう安あん心しんして暮くらせるまちになります。障しょうがいや障しょうがいをもつかたの暮くらしについて、3回かいシリーズでお伝つたえします。2回かい目めの今回は知ちてき的障しょうがいについてです。▲障がい者と家族の外出行事 (かなさ笑楽校 親子でピザ作り)何をのせようかな…~障しょうがい(者しゃ)に対たいする、 一ひとり人ひとりのこころのバリアフリー推すいしん進のために~まちでともに暮くらす 「療育手帳」は、知的障がいにより日常生活や社会生活において制約があるかたに、いろいろな支援を受けやすくするために交付しています。 障がいの程度によって、?(マルA)…最重度、A…重度、B…中度、C…軽度の4 段階に分かれています。障がいの程度に応じて受けられる支援も変わってきます。療育手帳とは知的障がいを持つかたに交付されるものです 知的機能の障がいが発達期(おおむね18歳まで)にあらわれ、日常生活に支障が生じているため、何らかの特別な援助を必要とする状態にあるかたのことをいいます。 生活や学習面で現れる知的な働きや発達が、同年代のかたの平均と比べてゆっくりとしています。 発語がなく身の回りの全面的支援が必要な最重度障がいのかたから、職業生活をほぼ送れる軽度障がいのかたまで、障がいのあらわれ方は人それぞれで、個人差があります。知的障がい者とは 障がいの程度や個人により異なりますが、知的障がい者の特性としては次のようなものがあげられます。【例】○読み書き、計算が苦手○自分の考えや気持ちを伝えるのが苦手○イメージすることが苦手○ 複雑な会話や抽象的なことがらを理解することが苦手○ 考えることに時間がかかったり、状況を判断して予測することが苦手※一部または複合する場合があります障がいの特性障がいがあり、一定の基準を満たす場合「障害者手帳」が交付されます。障害者手帳には「身体障害者手帳」「療育手帳」「精神障害者保健福祉手帳」があります。障害者手帳を所持していることで、医療費の軽減や身体の機能を補う用具の給付、日常生活や社会生活の支援を受けられるサービスの利用など各種制度を利用することができます。障がいって?障がい者って?身しん体たい知ち的てき精せい神しん市の手帳交付者数 (平成28 年4月1日現在)身体障害者手帳療育手帳精神障害者保健福祉手帳1606 381 2754