ブックタイトル広報しろさと 2017年2月号 No.145
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広報しろさと 2017年2月号 No.145
― vol.82 2017 2月―2017年2月 広報 しろさと 10ノロウイルスにご注意を! 冬季はノロウイルスが流行します。今シーズンは、3年ぶりに茨城県全域でノロウイルス等によるはいせつおうと「感染性胃腸炎流行警報」が発令されました。 ノロウイルスについて正しい知識を身につけ、家族全員で感染を予防しましょう。問合せ 健康保険課 健康増進グループ(常北保健福祉センター内) ?029-240-6550 ノロウイルスは、口から体内に入り感染します。感染経路として以下の事例が考えられます。 ・汚染された二枚貝などを、生あるいは十分に加熱しないで食べた。 ・食品を取り扱う人が感染していて、その人を介して汚染された食品を食べた。 ・感染した患者のふん便や嘔吐物からの二次感染。◆感染の原因は? ・潜伏期間:約12~48時間 ・症状:吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、軽度の発熱(1~2日間続きます) 子どもやお年寄りなどの抵抗力が弱い方は、特に注意が必要です。症状が消えても数日、長い人で1か月近くにかけて、ウイルスがふん便とともに排泄されます。 また、何度でも感染しますが、感染していても発症しない場合もあります。◆ノロウイルスに感染すると? ・液体石けんで手をよく洗う → 帰宅時や調理前、食事前、トイレ後にはしっかりと洗いましょう。 アルコール消毒だけでは効果がありません。 ・感染した患者のふん便や嘔吐物に直接触れない → 使い捨ての手袋及びマスクなどを着用して処理しましょう。 ふん便や嘔吐物には大量のウイルスが含まれており、少量でも感染してしまいます。 ・汚染された場所や衣類などを消毒する。 ・二枚貝の加熱処理 → 食品の中心温度が85~90度で90秒間以上を徹底する。◆ノロウイルスの感染を防ぐには?・熱湯または蒸気で消毒する場合 → 85度以上で1分間以上加熱する。・市販の塩素系消毒剤(次亜塩素酸ナトリウム)で消毒する場合※ペットボトルキャップ1杯は約5ミリリットルです。※使用する薬剤の成分や濃度については、必ず使用前に表示確認をしてください。※消毒液を作る際には、直接肌に触れないようゴム手袋などを着用してください。また、消毒液 を使い手や指などの体の消毒は絶対にしないでください。◆効果的な消毒方法は?ふん便や嘔吐物等の汚染物を処理する場合0.1%(1,000ppm) ペットボトルキャップ8杯強の原液を水で2リットルに希釈する食器・衣類の消毒用 途消毒液の濃度作り方(原液濃度6%の場合)0.02%(200ppm) ペットボトルキャップ2杯弱の原液を水で2リットルに希釈する