ブックタイトル広報みほ 2017年2月号 No.659
- ページ
- 8/20
このページは 広報みほ 2017年2月号 No.659 の電子ブックに掲載されている8ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 広報みほ 2017年2月号 No.659 の電子ブックに掲載されている8ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
広報みほ 2017年2月号 No.659
広報みほ 平成29年2月号 8 12月11日に阪神競馬場(1600m芝コース)で行われた第68回阪神ジュベナイルフィリーズにおいて、美浦トレーニング・センター藤沢和雄厩舎所属のソウルスターリング号が優勝しました。 また、翌週の12月18日に阪神競馬場(1600m芝コース)で行われた第68回朝日杯フューチュリティSでも同じ藤沢和雄厩舎所属のサトノアレス号が優勝し、史上初の同一厩舎による2週連続2歳馬GⅠ制覇を達成する快挙となりました。 ここまで負けなしの2連勝。2歳牝馬GⅠの阪神ジュベナイルフィリーズでもその実力を買われ1番人気に推されての出走となったソウルスターリング号は、全体的にばらついたスタートの中でうまくスタートを決めると馬群の前方に位置取って先行する展開。一番内側でコーナーを駆け抜けて、直線に入ると先頭の馬にじわじわと詰め寄りゴール前200mでついにトップへ。そこから一気に後続を引き離し、ただ1頭追いすがってくる後続も抑えて見事に優勝しました。 担当の手島厩務員は、「すごく気持ちの優しい素直な馬です。このレース前は徐々に気持ちも入ってきていつでもいける態勢でした。これまでより数段いいメンバーの中での結果に、やっぱり走る馬だなと再確認しました。また強い相手も出てくるだろうし距離にも対応できるようになればいいと思います。」と語ってくれました。 翌週の朝日杯フューチュリティSは2歳牡・牝馬混合のGⅠレース。今回は出走18頭中2頭が牝馬で、その2頭の牝馬のうちの1頭が1番人気という状況の中、牡馬のサトノアレス号は外から2番目のゲートからスタート。集団の外側やや後方から前方にいるライバルたちの様子を伺いながら勝負どころまで力をためる展開。最終コーナー付近で徐々に加速して集団の外側から前との差を詰めると直線に入って一気にスパート。前方で競り合うライバルたちを右に見ながら次々と豪快に追い抜き、ゴール前で先頭に立つとそのままゴールを駆け抜け優勝しました。 担当の松本調教厩務員は、「けっこう大人しい馬で扱いやすいですが、外に出たら元気なところもあります。このレース前でも普段と変わらない様子で、元気な状態で行けました。ゴールしたときは強い勝ち方をしたのて驚きの方が大きかった。今後も楽しみです。」と語ってくれました。 その実力のすべてを見せぬまま勝ち切ったソウルスターリング号とドラマチックな勝利で観衆を魅了したサトノアレス号は、現在放牧中だそうです。 今後のために鋭気を養ってもらって、また一段と成長した姿で登場してほしいですね。藤沢 和雄 調教師 手島 正勝 厩務員藤沢 和雄 調教師 松本 雄志 調教厩務員ソウルスターリング号「第68回 阪神ジュベナイルフィリーズ」「第68回 朝日杯フューチュリティS」サトノアレス号おめでとう 美浦所属馬 GⅠ,J・GⅠ 制覇!