ブックタイトル鹿嶋市議会だより とびら No.87

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鹿嶋市議会だより とびら No.87

11ここが知りたい!一般 問質《 こんな質問・提案もありました 》○労災病院と済生会病院の合併の進捗は◎エネルギーで豊かなまちづくりを○敬老会実施後の検証○歴史資料館建設に係る変更点《 こんな質問・提案もありました 》○歴史資料館建設の目的など○公共施設の維持管理費の額○公民館の新設の予定〔発言時間=90 分〕〔発言時間=60 分〕鹿嶋市議会HP/議会中継・録音中継 ◇平成 28 年第4回定例会(12月 ) 一般質問 鹿嶋市議会 検索私は、全面的に廃炉にすべきだと思う。日本中、世界中から原発をなくし、自然エネルギーで地球の未来を明るくしていかなければならないと思う。市長の見解は。Q 原子力発電所は核廃棄物  再稼働に絶対反対すべき A 再稼働の可否は国が判断すべき原子力は化石燃料と違い、発電過程において温室効果ガスの発生を伴わず、太陽光や風力発電のように気象条件に左右されないので、安定的なエネルギー供給がメリットである。将来的には、地熱やバイオマスなど代替エネルギーの技術革新やコストの低減を図り、緩やかに原子力への依存割合を減らしていくべきと考えている。再稼働については、国が責※財政調整基金・・・自治体が財源に余裕がある年に積み立て、不足する年に取り崩すことで財源を調整し、計画的な財政運営を行うための貯金。市 長市民が中心となって取り組む市民出資型の市民共同発電事業などについては、環境対策で多くの方に感心を持っていただくうえでも、有効な手法の一つだと認識している。今後、調査研究を進めていきたい。 また、再生エネルギーなどの活用については、平成29年度に予定している地球温暖化対策実行計画策定の中で検討を加えて、自然環境や市民生活に配慮した計画的、効果的な施策の実現に向け努力していきたい。立原歴史資料館の建設費と毎年かかる維持費はいくらか。また、維持費は、鹿嶋市が全額負担するのか。Q 歴史資料館の建設費・  維持費の財源はA 建設費は約16億円建設費は用地取得費や工事費などで約16億円。維持費は管理委託経費や光熱水費、修繕費などで年間2000万円から4000 万円を見込む。人件費を合わせると、指定管理の場合で5000万円から6000万円程度。国宝や重要文化財などの公開展示を行う場合は、職員16名体制で最大限の経費として1億6000万円くらいが見込まれている。建設費には約6億円の国の交付金を想定。維持費は、全額市の負担になる。どんどん自然エネルギーに替えていかなければならないことは、誰も否定していない。市民が、自分たちでつくったエネルギーで電気代を払わなくてもよくなるような、そういう取り組みを市として模索してはどうか。立原たちはら  ひろいち立 原 弘 一 議員任を持って安全性を検証し、可否を判断すべきと考えている。部長市民生活佐藤さとう   のぶなり佐 藤 信 成 議員重点プ推進室長何かをやめなければ、1億6000万円を支出していけないと心配する。財源はどの分野の予算を削っていくのか。また、維持費に財政調整基金を充てていくこともあり得るのか。どの事業を削るのかというよりは、限られた財源を効果的に効率的に配分するために、より一層、事業の優先度や効率性あるいは必要性を見きわめながら、事業の選択と集中を行い、年度予算全体の中で調整していくことになる。 必要に応じて財政調整基金を使用する場合も出てくるかもしれないが、ランニングコストについても、指定管理者によって歳入確保に努めていただき、市の歳出は極力圧縮していけるようにしていきたい。また、その指定管理者の活動を支援するような、新たな事業も検討していくこともあるかと思う。佐藤※政策企画部長15 2017 年2 月1 日鹿嶋市議会だより