ブックタイトル広報 常陸大宮 2017年1月号 No.148
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広報 常陸大宮 2017年1月号 No.148
広報 常陸大宮 5 平成29年1月号 また、土器以外にも大量の石が出土していて、すぐ下にある那珂川の川原から集めていたと考えられます。まとまって出土した石類やその材質から、滝ノ上遺跡が石器を作るために必要な石材を集める場所であり、周辺の遺跡で発見された石器と比べると、近くの集落との関係が長い間続いていた様子を知ることができます。 発掘作業の終盤には、周辺の住民を対象とした現地説明会が実施され、たくさんの人が参加しました。 滝ノ上遺跡の名は、「不動滝(別名:そうめん滝)」と呼ばれる滝の台地上に遺跡があることが由来となっています。はるか昔の人々も、この場所で那珂川を見ながら生活していたことでしょう。 今回の調査で出土した土器や石の一部は、平成29年2月7日から23日までの期間中、市役所本庁1階ロビーで展示します。この機会に、ぜひご覧ください。 今回の発掘調査ではたくさんの方々にご協力をいただき、大きな成果を得ることができました。これらは、私たちのふるさと常陸大宮市の成り立ちを知るための貴重な資料になります。ふるさとの歴史と文化を知り郷土愛を育むため、今後ともご理解とご協力をお願いします。■問い合わせ■ 歴史文化振興室 緯52‐1450▲出土したたくさんの土器▲まとまって出土した石類▲現地説明会の様子