ブックタイトル広報 常陸大宮 2017年1月号 No.148
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広報 常陸大宮 2017年1月号 No.148
広報 常陸大宮 3 平成29年1月号 今年の干支は「酉」です。干支とは、「十干」と「十二支」を組み合わせたもので、酉は十干にはなく十二支にはあります。ですから正確には「今年の十二支は酉」となります。 さて酉年の由来には、「果実が極限まで熟した状態」とあり、物事が頂点まで極まったと解釈されます。習い事や学問・商売などで成果が得られたり、商売繁盛に繋がったり、ご利益のある一年になるかもしれません。 また酉年の人の特徴として、「鋭い直観力と行動力・社交性が抜群」な半面、「本音を隠す、プライドが高く諦めるのが早い」などといわれています。長所も短所も併せ持つのが人間ですが、酉年生まれは、頭の回転が速く機転が利くというのが特徴のようです。 さて、今年はどんな一年になるでしょうか。2017年は酉年 明けましておめでとうございます。 「何となく、今年はよい事あるごとし。元日の朝、晴れて風無し」という石川啄木の歌がありますが、皆様におかれましては、お揃いでお健やかに新しい年を迎えられたこととお慶び申し上げます。 さて、昨年の明るい話題では、リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックでの日本選手団の活躍や、大隅良典博士のノーベル賞受賞などがありました。反面、熊本地震や台風による洪水など、多くの自然災害が発生し、心の痛むことが多い年でもありました。人は安心しきると、安全への努力をやめるといわれますが、地域の安全を確保し、安心して暮らせることがまちづくりの基本でありますので、市議会としても関わりを持つ中で、安全のための施策の充実に努めてまいります。 本市では、昨年3月、地域活性化の拠点として、「道の駅常陸大宮かわプラザ」がオープンしました。オープン以来、大勢の来場者で賑わい、本市のシンボルとしての存在感を発揮しています。今後も、地域ブランド品の拡充や新たな商品開発という課題と向き合いながら、情報発信並びに地域の核として、交流人口の集う場となる大型施設に成長してほしいと願っております。 合併して13年を迎える本市ですが、少子・高齢化や人口減少に対しましては、子どもを生み、育てやすい環境づくりや、年齢に関係なく、意欲や能力に応じて働ける場所の確保はもとより、あらゆる手段を講じる必要があるものと考えます。十分な少子化対策が必要なことはいうまでもありませんが、子ども達が社会の担い手となるには時間がかかります。また、生活の基盤となる公共交通については、様々な角度から検証し、効率的で効果的な移動手段となるべく、その整備・確立が求められます。 市議会といたしましては、執行部と連携を図りながら、二元代表制の一翼を担うべく、議会が一丸となり、市政発展のため、その職責を全うすることをお誓いいたします。 結びに、自然豊かな、住んでいる人が暮らしやすいと感じる本市において、今年一年ともに手を携えて、健やかに過ごしたい、そんな思いを込めまして新年のご挨拶といたします。常陸大宮市議会議長髙村 和郎