ブックタイトル広報筑西People 2017年2月1日号 No.179

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広報筑西People 2017年2月1日号 No.179

問保健予防課 ?22-0535物・ふん便を密封し、消毒殺菌することが効果的です。ノロウイルスに特効薬やワクチンはありません。正しい知識を身につけ、予防に努めましょう。■手洗いでウイルスを 洗い流す 石けん自体には、手指についたウイルスを殺す力はありませんが、手指からウイルスをはがしやすくする効果があります。ノロウイルスに限らず、手洗いはインフルエンザや風邪など感染症予防全般の基本です。30秒以上かけてていねいに洗いましょう。 ノロウイルスは、カキなどの二枚貝を汚染し、それを食べた人が食中毒を起こし下痢やおう吐、腹痛、発熱などを発症するほか、感染者が調理した料理や、感染者のふん便・おう吐物からも感染します。 ノロウイルスは、わずか100個以下のウイルスでも感染するほど強い感染力で、「食品から人」だけでなく「人から人」にも感染するのが特徴です。抵抗力の弱い乳幼児や高齢者では発症・重症化しやすく、死に至ることもあるので、特に注意が必要です。■おう吐物・ふん便を 正しく処理 ウイルスを含んだ微粒子からの感染を防ぐためには、おう吐基本は手洗い指先・指の間もていねいに!ノロウイルスとは 「食中毒といえば夏」と思っていませんか。確かに細菌類による食中毒は夏に多く、冬は少なくなります。しかし冬でも油断は禁物です。冬はノロウイルスによる食中毒、感染症が猛威をふるいます。ノロウイルスにご用心■中心温度85 度で1分以上加熱 ノロウイルスに汚染されている食品でも、「中心温度85度以上で1分以上の加熱」をすれば、感染性は無くなるとされています。心配な人は、カキなどの二枚貝を生で食べないでください。調理する場合は中心部までしっかり加熱するとともに、専用の調理器具を用意しましょう。また、調理器具は洗剤を使って十分に洗った後、0・02パーセントの次亜塩素酸ナトリウム消毒液で浸すように拭きましょう。まな板、包丁、ふきんなどの加熱が可能なものは、85度以上の熱湯で1分以上煮沸消毒をしましょう。 ノロウイルスによる食中毒、感染性胃腸炎では、吐き気、おう吐、下痢、腹痛、軽い発熱などの症状が現れます。感染して健康いきいきも、発症しなかったり、軽い風邪のような症状で済む人もいますが、乳幼児や高齢者など抵抗力の弱い人の場合は、下痢による脱水症状が起きることがあります。ぐったりしたり唇が乾燥するなどしたら、直ちに医療機関を受診しましょう。■注意点? 下痢止めの薬は、回復を遅らせる場合があります。自己診断で飲まないようにしましょう。? 自覚症状があるときは、2次感染防止のため食品を扱わないでください。? 下痢をしている人の入浴は1番最後にし、まずお尻から洗いましょう。? 保育所・幼稚園・学校や高齢者の施設などで発生したときには、筑西保健所(?24?3965)にご相談ください。感染症の予防もしも発症したら30秒以上12