ブックタイトル市報なめがた 2016年5月号 No.129

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概要

市報なめがた 2016年5月号 No.129

6なめがた2016.5.1市と専修大学は、市における防災対応型エリア放送の構築を契機として、地域の活性化を図るとともに、次代を担う優れた人材の育成や学術の振興に寄与することを目的として、4月14日に市役所麻生庁舎において、連携協定を結びました。連携協定締結式は、鈴木義浩市議会議長、中庭昌樹麻生高等学校長を来賓に迎え、両者の関係者が出席し、市長と専修大学の坂本武憲副学長が協定書をそれぞれ交換しました。締結式で市長は「『情報発信日本一のまちづくり』を目指す行方市にとって、専修大学との連携は大変心強い。市を挙げて、永く協力関係を築いていきたい。可能な限り、映像編集を学ぶ大学生等の研究や実践作業の場を提供するとともに、大学および学生と市内に存する高等学校および高校生との交流等に係るコーディネートを図り、市民における情報発信の機運の醸成を図り、地方創生を加速させていきたい」と挨拶しました。同日、専修大学との地方創生に関する連携協定締結を記念して、県立麻生高等学校3年生を対象に、同大学ネットワーク情報学部の福冨忠和教授による「テレビ局のつくりかた」と題した講義が行われました。福冨教授からは、生徒に向け、「一緒にテレビ局をつくって、行方市を盛り上げていこう」とメッセージが送られました。また、防災対応型エリア放送免許の取得状況は、4月1日付で麻生庁舎(放送センター)ほか、先行整備され専修大学生田キャンパス500メートル圏内と多摩区役所にて視聴が可能。主な放送は、毎週火曜日12:00から放送の「かわさきワンセグたまキャンパスライブ」。行事やイベントがある際は、ワンセグ生中継の他にUstream配信も行っている。「かわさきワンセグ」は、専修大学と周辺地域とのつながりを深めるとともに、災害時の緊急情報コンテンツとしてのワンセグを普及させることを目的としている。また、放送局を運営することにより、放送技術や表現力向上を目指している。What's「かわさきワンセグ」?専修大学との地方創生に関する連携協定締結「情報発信日本一のまちづくり」に力強い援軍~「大学の知の蓄積」と「学生の若い力」を享受~【協定の主な内容】(1)地方創生に関すること。(2)防災対応型エリア放送におけるコンテンツの制作・編成に関すること。(3)地域資源の活用を通じた地域活性化に関すること。(4)地域の特色を生かした人材育成(特に、市内に所在する高等学校および中学校の生徒ならびに小学校の児童との連携)に関すること。(5)互いの知的資源および人的資源の活用に関すること。(6)その他市政の推進や市民サービスの提供に関すること。た玉造地内の10局に1ついて、放送本免許が総務省から付与されたことから、それらの地域において試験放送を始めており、締結式の模様についてもライブ中継がなされました。専修大学では、2011年にネットワーク情報学部の福冨忠和教授が提案した「生田キャンパス周辺エリアワンセグ情報配信サービス」が「ホワイトスペース特区」に選定されたことを受け、同教授が率いる福冨プロジェクトに2おいて、エリアワンセグ放送局「かわさきワンセグ」を開局(2013年4月からは、エリア放送を行う地上一般放送局)しました。1先行11局の調整とともに、現状で予定している40局のうちの残29局については、予備免許の取得段階であり、市内全域で視聴が可能となるよう、早期にインフラ整備を進めてまいります。2専修大学ネットワーク情報学部の3年次では、他の大学における、いわゆるゼミナールを「プロジェクト」と呼称し、必修演習科目として履修します。専修大学福冨教授による記念講義