ブックタイトル茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第10号2014(平成26年度)
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茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第10号2014(平成26年度)
Ⅵ研究報告・調査報告(3)プランクトン調査湖内3調査地点(H1,4,7)において植物及び動物プランクトンの採集を行った。調査期間は水質調査と同様である。植物プランクトンの採集は上層水を400 mL採水し,動物プランクトンの採集はプランクトンネット(目合0.1mm)を湖底上0.5 mから湖水面まで鉛直曳きした。どちらの検体も採水後すぐにグルタルアルデヒド(サンプル中の濃度が約4%)で固定した。3結果の概要(1)水質平成26年度の月別推移を見ると,CODでは5月から7月にかけて過去平均値よりも低い値で推移したが,8月以降はほぼ過去平均値並で推移した。年平均値では,上層が6.7 mg/L,下層が6.6 mg/Lで平成15~25年平均の上層7.6 mg/L,下層7.3 mg/Lと比較して低い値となった。TNの月別推移については年間を通してほぼ過去平均値並みに推移した。年平均値では,上層が1.71mg/L,下層が1.68 mg/Lで平成15~25年平均の上層1.74 mg/L,下層1.63 mg/Lと同水準であった。TPについては年間を通してほぼ過去平均値並みに推移した。上層が0.082 mg/L,下層が0.098 mg/Lで平成15~25年平均の上層0.089 mg/L,下層0.103 mg/Lと同水準であった。(図2,3)14○H15-H25年度平均●H26年度14○H15-H25年度平均●H26年度1212濃度(mg/L)10864濃度(mg/L)1086424月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月COD(上層)24月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月COD(下層)3.0○H15-H25年度平均●H26年度3.0○H15-H25年度平均●H26年度2.52.5濃度(mg/L)2.01.51.0濃度(mg/L)2.01.51.00.54月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月TN(上層)0.54月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月TN(下層)0.25○H15-H25年度平均●H26年度0.25○H15-H25年度平均●H26年度0.200.20濃度(mg/L)0.150.100.05濃度(mg/L)0.150.100.050.004月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月0.004月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月TP(上層)TP(下層)図2平成26年度における,COD,TN,TP濃度の月別推移(湖内8地点平均)茨城県霞ケ浦環境科学センター年報,No.10 201479