ブックタイトル茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第10号2014(平成26年度)

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概要

茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第10号2014(平成26年度)

Ⅵ研究報告・調査報告(3)物質収支各負荷量は以下の方法で算出した。・用水:流入水量と調査期間中の平均濃度から算出。・降雨:降水量と霞ヶ浦環境科学センターで平成25年度に測定した平均濃度から算出。・排水:月ごとの流量と平均濃度から負荷量を算出し,期間中の負荷量を積算。・持出量:レンコンの収穫による持出量はレンコンの収量から算出レンコンによる窒素吸収量=収量×0.015-12レンコンによるリン吸収量=収量×0.0075-7.1※園芸研究所調査結果・残存量:流入負荷量と流出負荷量の差し引きを残存量とした。対照区と調査区で物質収支を比較すると,効率的な肥料の利用という考えから調査区では施肥量を減らしてある。一方,収穫物としての持出量は対照区と試験区はほぼ同等であるため,排水中に含まれる負荷量及び,圃場に残存したと思われる負荷量が減少し,環境への負荷削減効果が示された。用水窒素3.4リン1.0降雨窒素0.5リン0.007施肥窒素30リン21圃場残存窒素8.3リン12.7排水窒素8.7リン1.9収穫物窒素16.9リン7.4図5対照区における調査期間中の物質収支(kg/10a)用水窒素3.4リン1.0降雨窒素0.5リン0.007施肥窒素24リン13圃場残存窒素2.9リン4.5排水窒素6.5リン1.4収穫物窒素18.5リン8.1図6調査区における調査期間中の物質収支(kg/10a)茨城県霞ケ浦環境科学センター年報,No.10 201475