ブックタイトル茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第10号2014(平成26年度)
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茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第10号2014(平成26年度)
Ⅵ研究報告・調査報告3結果の概要(1)田面水濃度調査期間中の田面水中の全窒素,全リン濃度の推移は図2のとおりである。施肥は4月14日に行われており,施肥直後に濃度が上昇しているが,試験区の方は濃度が低く抑えられている。また,溶存態濃度の割合を見ると,施肥直後の田面水では溶存態の割合が高く,施肥の影響が考えられる。160試験区対照区30試験区対照区TN濃度(mg/L)14012010080604020施肥TP濃度(mg/L)252015105施肥00図2調査期間中の田面水中窒素,リン濃度の推移160140120T-NDTN3025T-PDTP窒素濃度(mg/L)100806040対照区リン濃度(mg/L)201510205016003014012025窒素濃度(mg/L)100806040試験区リン濃度(mg/L)20151020504/174/255/15/85/165/225/296/56/136/196/267/37/107/177/247/318/78/138/218/289/49/119/189/2510/210/910/1610/2310/3004/174/255/15/85/165/225/296/56/136/196/267/37/107/177/247/318/78/138/218/289/49/119/189/2510/210/910/1610/2310/30図3調査期間中の田面水中窒素,リン濃度の溶存態の割合(2)水収支水収支については,最初に圃場からの排水が確認された4月24日から最後に確認された9月11までで積算した。排水が確認された日数は62日間で,掛け流しではなく節水管理が行われていた。また,用水は流入が不定期で把握が困難であったため計算値(流出水量+蒸発散量-降水量)とした。用水1609降雨722圃場排水1731蒸発散599図4圃場における水収支(m 3)74茨城県霞ケ浦環境科学センター年報,No.10 2014