ブックタイトル茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第10号2014(平成26年度)
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茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第10号2014(平成26年度)
Ⅵ研究報告・調査報告(2)日照・降水図5に,平成23年度から26年度の6,7,8月の合計日照時間を示す(点線は平年値)。近年は7~8月に平年値を超える日照時間であったのに対し,26年度はMicrocystisの増殖ピークを向かえる8月に近年と比べると日照時間が少なかった(これに伴い,8月の平均水温も昨年度に比べて低かった。)。また,26年度の気象の特徴としては,晴天が長く続かず,降雨の頻度が高かった。図6に,1日に5 mm以上の降雨が観測された日数を示す。6~8月いずれの月も26年度の降雨日数が一番多かった。これらのことから,26年度の気象条件は,アオコの原因となる植物プランクトンの増殖に最適ではなかったと考えられる。合計日照時間(時間)300250200150100500H23H24H25H26平年値(S61-H22)6月7月8月1日5mm以上の降雨日数121086420H23H24H25H266月7月8月図56~8月の合計日照時間(土浦)※図61日5mm以上の降雨日数(土浦)※※気象庁webページ(http://www.jma.go.jp/jma/menu /report.html,気象統計情報)より茨城県霞ケ浦環境科学センター年報,No.10 201465