ブックタイトル茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第10号2014(平成26年度)
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茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第10号2014(平成26年度)
Ⅵ研究報告・調査報告2-8化学物質環境実態調査事業1目的化学物質環境実態調査は,昭和49年から一般環境中における化学物質の残留状況を継続的に把握することを目的に実施されてきた。その調査結果は,PRTR制度の候補物質の選定,環境リスク評価及び社会的要因から必要とされる物質等の環境安全性評価,化学物質による環境汚染の未然防止等に役立てられている。2調査内容この調査は環境省からの委託事業で,初期環境調査,詳細環境調査及びモニタリング調査からなる。(1)初期環境調査及び詳細環境調査「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」における指定化学物質の指定について検討が必要とされる物質,社会的要因から調査が必要とされる物質等の環境残1)留状況を把握することを目的とした調査及び「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律」(以下「化審法」という。)における特定化学物質及び監視化学物質,環境リスク初期評価を実施すべき物質等の環境残留状況を把握することを目的とした調査1)である。ア試料採取水質:平成26年11月13日に利根川かもめ大橋で表層水を採水した。底質:平成26年11月13日に利根川かもめ大橋で採取した。大気:平成26年10月15~19日に茨城県霞ケ浦環境科学センター屋上で採取した。イ調査対象物質水質詳細環境調査:4-ノニルフェノール(分岐型),クロロベンゼン底質初期環境調査:6,6'-ジ-tert-ブチル-4,4'-ジメチル-2,2'-メチレンジフェノール,1,2-ジクロロ-4-ニトロベンゼン,2,4-ジメチルアニリン詳細環境調査:2,4-ジクロロフェノキシ酢酸,4,4'-(プロパン-2,2-ジイル)ジフェノール(別名:ビスフェノールA)大気詳細環境調査:2-アミノエタノール,クロロベンゼン,グリオキサール,グルタルアルデヒド,エピクロロヒドリン(2)モニタリング調査「残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約(POPs条約)」の対象物質及びその候補となる可能性のある物質並びに化審法の特定化学物質及び監視化学物質等のうち,環境残留性が高く環境1)残留実態の推移の把握が必要な物質を経年的に調査することを目的とした調査である。ア試料採取水質:平成26年11月13日に利根川かもめ大橋で表層水を採水した。底質:平成26年11月13日に利根川かもめ大橋で採取した。生物:平成26年12月9日に三陸沖で漁獲したサンマを試料とした。大気:平成26年9月2~9日に茨城県霞ケ浦環境科学センター屋上で採取した。イ調査対象物質茨城県霞ケ浦環境科学センター年報,No.10 2014171