ブックタイトル茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第10号2014（平成26年度）

概要

茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第10号2014（平成26年度）

Ⅵ研究報告・調査報告表１平成26年度調査結果調査地点測定期間0時～7時7時～19時騒音発生数19時～22時22時～0時合計最大騒音ピークレベル(dB)2週間のWECPNL平均値(WECPNL)年間平均WECPNL推定値(WECPNL)2週間のL den平均値(dB)年間平均L den推定値(dB)隠谷公民館H26. 6. 6～6.19 0 228 11 0 239 84.5 57.9 57.6 43.5 42.9下吉影南原公民館H26.10.31～11.13 0 447 22 0 469 103.4 71.1 75.0 54.9 58.5広浦放射能局舎H26. 6. 6～6.19 0 139 6 0 145 95.5 61.7 61.0 47.0 46.5県立消防学校H26.10.31～11.13 0 28 1 0 29 78.5 46.8 44.9 32.8 30.7神山集落ｾﾝﾀｰ H26.10.31～11.13 0 74 0 0 74 89.6 59.7 57.8 47.6 45.5当間小学校H26. 6. 6～6.19 0 120 2 0 122 97.8 68.1 67.4 54.0 53.5旭ｽﾎﾟｰﾂｾﾝﾀｰ H26.10.31～11.13 0 174 0 0 174 96.6 68.3 66.4 55.6 53.5竹之塙農村集落ｾﾝﾀｰ H26. 6. 6～6.19 1 16 0 0 17 98.6 60.3 60.0 43.3 42.7南原生活改善ｾﾝﾀｰ H26.10.31～11.13 0 21 0 0 21 89.8 54.1 58.0 39.4 43.0田伏中台総合ｾﾝﾀｰ H26. 6. 6～6.19 1 280 4 0 285 98.9 67.5 67.2 53.5 52.9(2)前年度との比較L den推定値について平成25年度との比較を行った。その結果を表2に示す。L den推定値が平成25年度より高くなった地点は，当間小学校（+6.8 dB），竹之塙農村集落センター（+2.9 dB），広浦放射能局舎（+1.1 dB），下吉影南原公民館（+0.1 dB）の4地点あり，低くなった地点は県立消防学校（-10.2 dB），南原生活改善センター（-7.0 dB），田伏中台総合センター（-2.5 dB），旭スポーツセンター（-1.8 dB），神山集落センター（-1.5 dB），隠谷公民館（-0.6 dB）の6地点であった(3) WECPNLとL denの比較表3にW値推定値及びL den推定値の比較表を示す。現環境基準値（57dB）及び旧環境基準値（70 WECPNL）に対していずれも超過したのは下吉影南原公民館1地点のみであり，今回の調査では新旧の基準に対して一方のみが上回る地点は見られなかった。W値推定値－L den推定値の値はおおよそ14となった。(4)Ｗ値推定値の推移平成17年度から平成26年度まで10年間のＷ値推定値の推移を図2に示す。各地点について著しい経時変化は見られず，下吉影南原公民館は基準値に対して同程度またはやや高い水準で推移している。168茨城県霞ケ浦環境科学センター年報，No.10 2014