ブックタイトル茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第10号2014(平成26年度)
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茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第10号2014(平成26年度)
Ⅵ研究報告・調査報告所の0.56μg/m 3,最小値は神栖消防の0.14μg/m 3,県平均値は0.24μg/m 3と,平成25年度の全国平均値0.53μg/m 3より低い値であった。図3に経年変化を示す。3テトラクロロエチレン表3に示すとおり,全ての地点で環境基準200μg/m 3を大きく下回っていた。最大値は水戸石川の0.24μg/m 3,最小値は鹿嶋平井の0.13μg/m 3,県平均値は0.16μg/m 3と,平成25年度の全国平均値0.15μg/m 3より高い値であった。図4に経年変化を示す。平成19~24年度は上昇傾向であったが,平成25年度は減少,平成26年度に再び上昇傾向に転じた。4ジクロロメタン表3に示すとおり,全ての地点で環境基準150μg/m 3を大きく下回っていた。最大値は筑西保健所の1.2μg/m 3,最小値は神栖消防の0.56μg/m 3,県平均値は0.77μg/m 3と,平成25年度の全国平均値1.6μg/m 3より低い値であった。図5に経年変化を示す。(2)指針値が設定されている9物質1アクリロニトリル表3に示すとおり,全ての地点で指針値2μg/m 3より低い値であった。最大値は土浦保健所の0.079μg/m 3,最小値は日立市役所の0.037μg/m 3,県平均値は0.055μg/m 3と,平成25年度の全国平均値0.077μg/m 3より低い値であった。図6に経年変化を示す。2塩化ビニルモノマー表3に示すとおり,全ての地点で指針値10μg/m 3より低い値であった。最大値は神栖消防の0.91μg/m 3,最小値は神栖下幡木の0.026μg/m 3,県平均値は0.15μg/m 3と,平成25年度の全国平均値0.032μg/m 3より高い値であった。図7に経年変化を示す。神栖消防では他の地点よりも高い濃度で推移しており,発生源からの影響を強く受けていることが示唆される。3クロロホルム表3に示すとおり,全ての地点で指針値18μg/m 3より低い値であった。最大値は土浦中村南の0.15μg/m 3,最小値は鹿嶋平井の0.093μg/m 3,県平均値は0.12μg/m 3と,平成25年度の全国平均値0.21μg/m 3より低い値であった。図8に経年変化を示す。平成23~25年度は減少傾向であった。4 1,2-ジクロロエタン表3に示すとおり,全ての地点で指針値1.6μg/m 3より低い値であった。最大値は神栖消防の1.4μg/m 3,最小値は土浦中村南の0.087μg/m 3,県平均値は0.28μg/m 3と,平成25年度の全国平均値0.17μg/m 3より高い値であった。図9に経年変化を示す。神栖消防の推移は他の測定地点の推移傾向と異なり,発生源からの影響を強く受けていることが示唆される。5 1,3-ブタジエン表3に示すとおり,全ての地点で指針値2.5μg/m 3より低い値であった。最大値は神栖消防の0.22μg/m 3,最小値は鹿嶋平井の0.041μg/m 3,県平均値は0.10μg/m 3と,平成25年度の全国平均値0.12μg/m 3より低い値であった。図10に経年変化を示す。茨城県霞ケ浦環境科学センター年報,No.10 2014151