ブックタイトル茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第10号2014(平成26年度)
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茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第10号2014(平成26年度)
Ⅵ研究報告・調査報告Ⅵ研究報告・調査報告無機元素成分炭素成分ICP-MS法(PTFEフィルタ)PTFEフィルタ1/2片を圧力容器を用いた硝酸,ふっ化水素酸,過酸化水素による分解等を行い,測定装置に導入した。測定装置:Agilent 8800サーマルオプテカル・リフレクタンス法(石英繊維フィルタ)石英繊維フィルタ1/4の一部をポンチで切り抜き,測定装置に導入した。測定機器:Atmoslytic社DRI Model 2001A水溶性有機炭素全有機炭素計(燃焼触媒酸化方式)イオン成分と同様の抽出を行い,抽出液中の全炭素を定量した。測定機器:島津製作所TOC-V CSN7調査結果7.1質量濃度と成分割合季節別の質量濃度平均値を比較すると,秋季の濃度が最も高く,次いで夏季,冬季,春季の順であった。PM2.5質量濃度の季節の平均値は春季12.5μg/m 3,夏季15.1μg/m 3,秋季17.7μg/m 3,冬季13.0μg/m 3であった(表1)。図1に各季節の成分平均濃度及び割合を示す。炭素成分は秋季・冬季に増加した(春季の炭素成分は欠測)。図2にPM2.5質量濃度の推移を示す。夏季及び秋季は他の季節と比べ変動が大きかった。表1季節別PM2.5質量濃度の最大・最小・平均値単位:(μg/m 3 )最大最小平均春季24.9 2.4 12.5夏季33.3 2.5 15.1秋季37.4 4.7 17.7冬季25.6 4.8 13.0図1季節別成分平均濃度及び割合(左:濃度,右:割合)春夏秋冬図2 PM2.5質量濃度推移(μg/m 3 )茨城県霞ケ浦環境科学センター年報,No.10 2014139茨城県霞ケ浦環境科学センター年報,No10,2014 137