ブックタイトル茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第10号2014(平成26年度)
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茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第10号2014(平成26年度)
Ⅵ研究報告・調査報告また,各原単位結果を用いて,次の式により年間の原単位(kg/km 2 /d)を算出した。水稲田原単位=(かんがい期原単位×105日+非かんがい期原単位×260日)/365日かんがい期には,T‐Nがマイナス値(浄化型)を示した。(表1)表1かんがい期排出負荷量のこれまでの調査結果との比較(kg/km 2 /d)かんがい期排出負荷量CODT‐NT‐P調査地点霞ヶ浦(第6期計画)22.77.50.29阿見,新利根霞ヶ浦(H24調査結果)25.3-5.80.46稲敷霞ヶ浦(H25調査結果)15.1-5.50.34稲敷霞ヶ浦(H26調査結果)29.0-6.40.56稲敷霞ヶ浦(調査結果平均)23.1-5.90.45稲敷非かんがい期には,COD,T‐Pとも高い値を示した。(表2)表2非かんがい期排出負荷量の調査結果との比較(kg/km 2 /d)非かんがい期排出負荷量CODT‐NT‐P備考霞ヶ浦(第6期計画)3.722.000.08降雨による負荷量に流出率を乗じる霞ヶ浦(H24調査結果)24.32.40.35圃場調査霞ヶ浦(H25調査結果)43.82.50.57圃場調査霞ヶ浦(H26調査結果)27.12.30.45圃場調査霞ヶ浦(調査結果平均)31.72.40.45圃場調査平成26年度の調査結果を基に原単位を試算した結果,COD,T‐Pは値が大きく,T‐Nについては負荷量が非常に低い値となった。(表3)表3原単位試算結果(kg/km 2 /d)CODT‐NT‐P第6期計画6.622.290.02924年度24.50.080.38925年度35.50.180.50126年度27.6-0.220.479平均29.20.010.4564成果の活用方法今後も検討を重ねた上で従来の数値より正確な原単位として,霞ヶ浦に係る湖沼水質保全計画等の基礎数値として活用することができる。茨城県霞ケ浦環境科学センター年報,No.10 2014137