ブックタイトル茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第10号2014(平成26年度)
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茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第10号2014(平成26年度)
Ⅵ研究報告・調査報告表1試験池の水質SSCODTPTN試験池1期間1 5 19 0.038 0.99期間2 16 19 0.071 1.0試験池2期間1 42 25 0.074 1.3期間2 6 16 0.036 0.81試験池3期間1 10 23 0.047 1.3期間2 6 16 0.046 0.79※期間1に7月~8月の4回の調査の平均値,期間2に9月~12月の8回の調査の平均値(2)平成25年度の結果について沈水植物は自然発芽しなかったので,7月に試験池に手を加えた。試験池1は山砂を入れ,沈水植物が生えていた底泥を撒き,試験池2は沈水植物が生えていた底泥のみを撒き,試験池3は放置状態とした。しかし,沈水植物は発芽しなかった。この原因としては,沈水植物が生えていた底泥の移植時期が遅かったことが考えられる。(3)平成26年度の結果について沈水植物は7月になっても発芽しなかった。要因として,透視度が6~22cmと低く,降雨による土砂の流入等の影響が考えられた。4まとめ霞ヶ浦では,かつて沈水植物が繁茂していたという記録もあることから,沈水植物の再生は可能であると考えられるが,実現するためには霞ヶ浦底泥からの沈水植物の発芽条件の確立と透視度の上昇等が必要である。108茨城県霞ケ浦環境科学センター年報,No.10 2014