ブックタイトル茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第10号2014(平成26年度)

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概要

茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第10号2014(平成26年度)

Ⅵ研究報告・調査報告(3)調査手法水生植物は,沈水植物,浮葉植物及び抽水植物に区分し,生育している植物種を確認することとした。牛久沼の湖内については,船上から四方へ熊手を投げ沈水植物を絡め取る方法により,その他の水生植物については直接草体を採取し,種類の識別を行なった。また,沿岸部の水生植物帯については,植生帯の縁の位置をGPS記録し,範囲を確定した。河川については,目視により水生植物の繁茂を判断し,繁茂している場合は,橋上から熊手を投げ,沈水植物を絡め取った。オオフサモコウホネハスヒシ水生植物なし3調査結果(1)牛久沼の水生植物牛久沼湖内においては,浮葉植物のコウホネとヒシが,抽水植物のハスと外来種であるオオフサモの繁茂が確認されたが,沈水植物は見られなかった。図2牛久沼の水生植物(2)流入河川の水生植物流入河川においては,西谷田川の東亜橋周辺で沈水植物のイトヤナギモの繁茂が確認されたが,他の水生植物は見られなかった。4参考文献1)塚野豊,小林明晴,堀江秀樹(1986):茨城県東谷田川,西谷田川,および牛久沼における水生植物の分布,雑草研究,別号,講演会要旨,25,129-130東亜橋イトヤナギモ水生植物なし図3流入河川の水生植物106茨城県霞ケ浦環境科学センター年報,No.10 2014