ブックタイトル茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第10号2014(平成26年度)
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茨城県霞ケ浦環境科学センター年報 第10号2014(平成26年度)
Ⅵ研究報告・調査報告(3)プランクトン(図4参照)1植物プランクトン(生体積):植物プランクトンは珪藻類が優占し,特に6月から10月まではアウラコセイラ属が極めて大きな割合を占めた。ただし,平成24年度及び平成25年度と比べると,藻類全体の出現量が少なめであった。2動物プランクトン(個体数密度):平成26年度の優占種はワムシ類であった。ただし,10月にはゾウミジンコが優占した。(4)気象2)(図5参照)気象のデータは,牛久沼近傍のつくば(館野)のアメダスデータを用いた。また,平年値として過去30年間(1981年~2010年)の平均値を用いた。1平均気温:経年変化は、変動はあるもののH14年度以降は上昇傾向であった。経月変化は平年に比べて5月~8月に高めであった。2総降水量:経年変化は、平成20年度以降に変動幅が小さくなった。経月変化は平年に比べて6月,10月は著しく多くなった。3総日照時間:経年変化は、平成20年度以降に増加傾向であった。経月変化は平年に比べて長い月が9か月あった。4引用1)日本陸水学会(2006):陸水の辞典,講談社2)気象庁ホームページ:気象統計情報(つくば(館野)),http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/(a)COD(mg/L)(c)TP(mg/L)10.09.08.07.06.05.04.03.02.01.00.00.1000.0800.0600.0400.0200.000湖内流入河川H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26年度湖内流入河川H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26年度TN(mg/L)Chl_a(μg/L)(b)3.53.02.52.01.51.00.5湖内流入河川0.0H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26年度(d)7060湖内流入河川50403020100H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26年度図2湖内上層及び流入河川(全地点平均)における水質の経年変化(a)COD,(b)全窒素,(c)全りん,(d)Chl.a96茨城県霞ケ浦環境科学センター年報,No.10 2014