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概要

広報みほ 2016年5月号 No.650

教育委員会お問合せ学校教育課?885-0340(内)226新教育長に糸賀正美氏就任村教育委員会の門脇厚司氏の辞任に伴う教育長任命案が3月2日の村議会に提出され、県職員の糸賀正美氏を教育長に新しく任命することが同意されました。新教育長の糸賀氏は美浦村のご出身で、平成3年から25年間にわたり茨城県職員として勤務されており、この3月まで県行政の進展に力を注がれました。教育長を退任された門脇氏は、教育委員および教育長を平成22年1月から6年3カ月にわたり務められ、優れた識見をもって村の教育振興に新風を吹き込みきました。これまでのご尽力ありがとうございました。就任のごあいさつ新教育長糸賀正美4月から、門脇厚司前教育長の後を受けまして、教育長を拝命いたしました糸賀でございます。私は平成3年に茨城県庁に入庁し、今年の3月まで知事公室に勤務しており、25年間にわたり県行政に携わってまいりました。このたび、生まれ故郷の美浦村で教育長を務めさせていただくこととなり、その重責に身の引き締まる思いです。全力で職務に取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。さて、人口減少が急激に進み、社会経済のグローバル化が進展する中で、資源小国である我が国にとって、将来のいばらきや美浦村を担う子どもたちを心身ともに健やかに育んでいくことはとても重要であると考えます。美浦村では、平成25年度に「人が人とつながり社会をつくる力」である社会力育てを軸に「美浦村教育振興基本計画」を策定し、これまでノーテレビ・ノーゲーム運動、選書会や読み合いなど独自の特色ある施策を実施し、子どもや大人の社会力を育てることに取り組んできました。私は、引き続き教育振興基本計画に基づき、社会力をキーワードに「0歳から90歳までの社会力育て」を一層充実させていくとともに、これまで培った行政での経験を活かし、美浦村の明るい明日をつくるために全力で取り組んでまいりますので、村民の皆さまのご理解ならびにご協力をお願いいたします。退任のごあいさつ前教育長門脇厚司任期途中で誠に申し訳ないことでしたが、今年3月末をもって教育長を退任しました。私が美浦村の教育委員になったのが平成22年1月、前任の葉梨修教育長の後を受けて教育長に就任したのが平成22年10月でしたから、教育委員として6年3カ月、教育長としては5年6カ月務めたことになります。就任直後の広報みほ(平成22年11月号)に載せた就任あいさつの中で、私は「社会力をキーワードに、乳幼児および児童生徒の教育はもちろん、村の老若男女全部の資質向上も射程に入れ、美浦村全体の教育レベルの向上を実現すべく全力を尽くしたいと考えています。」と書いています。そう宣言したように、教育長として「攻めの姿勢で楽しくやろう!」を教育委員会の合(愛)言葉に、「0歳から90歳までの社会力育て」を教育施策の根幹にして様々な新しい試みをしてきました。「選書会」「ノーテレビ・ノーゲーム運動」「読み合い」「幼稚園の園庭の改造」「キッズ・カンパニーの実施」「授業王国の実現」などがその一例です。そのような教育がどれほどの効果を上げたかの判断はなかなか難しいことですが、社会力を育てることの大事さに気づいた人が多くなったこと、児童生徒が落ち着いて勉学に励むようになったこと、PTAの役員の方々が積極的に活動するようになったことが実感できるようになったのは嬉しいことです。このような変化をよき契機にし、村民の誰もが自らの社会力を高め、子どもたちの教育の支援に力を尽くしてくれるようになることを願って、退任の挨拶とさせていただきます。任期中のご支援に心からお礼申し上げます。5広報みほ平成28年5月号