ブックタイトル水戸商工会議所会報 2016年4月号 vol.654

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概要

水戸商工会議所会報 2016年4月号 vol.654

いるところでございます。湖沼の水質の基準となるCOD値を見ますと、ここ10数年は横ばいで、国が定める水準並で推移しております。しかし、年間を通して見ますと、夏場の暑い時期に数値が悪化する傾向があり、アオコ発生と深く関係しております。夏場に対策をとることが必要でありますが、最も期待しておりました渡里農業用水路からの導水による対策は、平成27年度当初に関係者との協議の中で困難であることが分かりました。つきましては他の対策について、現在模索中です。[公園緑地課]?成就院池流出口の水質管理について(継続要望)【回答】浄化槽については、関係機関と連携を図り、浄化槽法に基づく保守点検・清掃及び法定検査等による適正な維持管理が図られるよう、広報紙等による啓発活動を継続してまいります。[衛生管理課]成就院池出口の水質管理について、今後も関係機関と連携して道路施設の維持管理をしてまいります。[道路管理課]Ⅴ.水戸の未来に向けた各施策について?小中学校教育、市民講座などによる水戸の歴史、伝統、文化についての学びの推進について(継続要望)【回答】水戸市では現在、小学3・4年生に副読本「みと」,小学5・6年生に副読本「水戸の歴史」、中学1・2・3年生に副読本「水戸」を配布し、社会科の授業等において活用し、郷土の歴史や伝統、文化に関する学習を計画的に進めております。また、小中一貫教育「まごころプラン」の取組として、以前から郷土を愛する心を育成するために、「水戸教学」を学習する時間を設定し、「水戸郷土かるた」を活用したり、「水戸の先人の業績」や「史跡・名所」「特産物」等についても取り扱っております。さらに平成27年度からは、教育課程特例校として、「水戸まごころタイム」を新設し、次世代をリードする人材を育成するために、郷土「水戸」の特色ある教育内容を、様々な教育活動に取り入れております。平成28年度には、日本遺産に登録された水戸の教育遺産の副読本を作成し、活用を図るなど、今後も、歴史、伝統、文化の学びの促進をしてまいりたいと考えております。[総合教育研究所]郷土の歴史、伝統、文化につきましては、各市民センターで開催する教養講座や教室において、平成26年度は15講座で59回開催しました。さらに、郷土・歴史を学ぶクラブ活動や、各地域の伝統芸能を次世代に伝える活動の支援を実施しております。今後は、これらの学習講座の継続はもとより、みと好文カレッジの指導を充実させ、講座内容を工夫するとともに、生涯学習サポーターを育成し、市民との協働による学習講座を企画・運営するなど、様々な手法により、本市の豊かな歴史、伝統、文化をはじめとする学習機会の拡充に努めてまいります。また、より多くの市民が学習する機会を得ることができるよう、あなたも師・達人制度による講師の紹介や、いきいき出前講座による市職員の派遣、市やみと好文カレッジのホームページの充実による広報活動、各種メディアの活用など、積極的なPRに努め、郷土を愛する心を育んでまいります。[生涯学習課]?茨城県初の中核市への早期移行および広域合併による政令指定都市を展望した広域合併の推進について(継続要望)【回答】中核市移行までには、移譲事務の明確化を図るほか、保健所設置のあり方やそれに伴う専門職の確保、育成に係る考え方など、さまざまな点について茨城県と協議をする必要があります。これらを整理し、国の指定を受けるまでに必要な期間は、概ね4年程度が見込まれるところですが、現在、保健所の設置に係る基本的な指針となる保健所設置基本計画の策定を進めているところであり、そこに位置付けられる考え方や茨城県との協議を踏まえ、早期に移行の時期を判断してまいります。[行政改革課]地方分権が進む中、自立した行政運営を行っていくためには、財政基盤の強化や権限の拡大、さらには、効率的な行政サービスの提供が期待できる広域合併を目指していく必要があると考えております。広域合併の実現を図るには、まずは、水戸市が訪れてみたい、住んでみたいと思われるような魅力ある都市にならなければならないと考えます。併せて、広域的なまちづくりへの住民意識を高め、将来のまちのあるべき姿を共有していくことが最も重要であり、情報提供等を行いながら、機運と一体感の醸成に努めてまいりたいと考えております。また、合併に向けた取組を進めていくためには、相手方となる自治体との信頼関係を築くことが非常に大切です。今後、隣接自治体の意向の把握に努めながら、機会を捉え、合併に前向きな考えを持つ自治体間で、合併を視野に入れた勉強会を設置してまいりたいと考えております。[政策企画課]13水戸商工会議所会報No.654 2016年4月