ブックタイトル水戸商工会議所会報 2016年4月号 vol.654

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概要

水戸商工会議所会報 2016年4月号 vol.654

が安全で快適に移動できる環境の整備が課題となっております。このため本市では、学識経験者や関係団体、関係機関によって構成される水戸市自転車利用環境整備審議会を平成26年度に設置し、自転車の利用環境の向上に資する施策の検討を始めたところです。平成27年度は、千波地区の市道において、社会実験を実施し、その効果の検証を踏まえながら、本市における自転車利用環境に関する基本方針、計画目標を設定するとともに、自転車ネットワーク路線の選定及び整備手法について検討を進める予定であり、警察や道路管理者等との関係機関と協議しながら、より安全で分かりやすい自転車利用環境の整備を促進してまいります。限られた道路空間で歩行者、自転車、自動車など全ての道路利用者が安全に通行できる環境を整備するためには、ハード面の整備はもちろん、市民意識の醸成などソフト面の取組も重要であることから、長期的かつ継続的に事業を推進してまいります。また、自転車を活用したにぎわいの創出に向けましては、平成27年度開催した新たな自転車イベントの活用や既存サイクリングコースのさらなるPRに努めてまいります。[交通政策課]自転車利用者の運転マナーに対する意識醸成・啓発活動につきましては、交通安全指導員を雇用し、水戸警察署と連携を図りながら、市内小・中学校の児童・生徒を中心に自転車の交通ルールやマナーについて、実際に走行コースを体験していただく交通安全教室を実施しています。学校からは大変御好評をいただいており、今後におきましても、交通ルールの変更に対応しながら、交通安全教室を実施してまいります。また、市営自転車等駐車場におきましては、指定管理者制度による管理・運営を行っており、利用者へのアンケート調査の際、運転マナー向上に関する記事を掲載した調査票を配布するなど、運転マナーの意識醸成を図るとともに、今後とも指定管理者と工夫を凝らし、さらなる啓発活動に努めてまいります。[地域安全課]?新川の本格的改修並びに下市地区全般の排水整備について(継続要望)【回答】新川は、主に下市地区周辺を流域とする茨城県が管理する延長約3・4kmの一級河川であり、市民の安全で快適な生活環境を確保する上でも必要不可欠な河川として十分認識しており、これまでも茨城県に対し早期の改修要望を行っており、今年も7月に県要望を行いました。このような中、茨城県では、平成26年度に新川の暫定整備が完了し、平成27年度には国道51号下の浚渫などを行い、今後も流下機能の維持に努めていくと伺っております。しかしながら、本市といたしましては、安心な暮らしを確保するためには、適切な維持管理のほか、早期の河川改修が必要であると認識しておりますので、引き続き、茨城県に対し河川改修について、働きかけてまいります。また、下市地区の排水対策については、今年策定した「水戸市雨水排水施設整備プログラム」に基づき、被害状況や雨水排水施設の整備状況等を踏まえ、道路側溝や横断溝の設置により被害の軽減に努めてまいります。更に、浸水被害の軽減のためには、雨水排水施設の整備だけではなく、雨水の貯留や浸透施設の整備などによる流出抑制策も重要であり、市民の皆様や事業者の皆様のご協力をお願い致します。なお、浸水被害の状況につきましては、今後の計画に反映するため、発生個所や日時、浸水の深さなどが分かる写真を、水戸市建設計画課までご提出して頂ければ、幸いです。[建設計画課]?県道下入野水戸線の道路拡幅について(継続要望)【回答】御要望の区間につきましては、都市計画道路3・3・2号中大野中河内線(酒門工区)として、茨城県により、平成22年度から事業着手し、約5割の用地を取得したほか、平成26年度からは、順次、工事が進められております。本市としましても、酒門六差路周辺の交通の円滑化や渋滞解消を図るためにも当該区間の整備が重要であると認識しておりますので、引き続き、早期整備が図られるよう茨城県に対し、強く働きかけてまいります。[建設計画課]?公共下水道の普及促進について(継続要望)【回答】本市の公共下水道につきましては、平成26年度末の普及率は77・0%となっており、水戸市第6次総合計画の目標年次である平成35年度末には,普及率82%を整備目標として、計画的に整備を進めております。今後は市街化調整区域の整備が主体となることからも、面的な整備から個別的な整備に移行してまいります。このため、整備の進捗状況を踏まえた上で、家屋の集積状況や地域の特性等を勘案し、効率的な整備に努めてまいりますので、ご理解の程お願いいたします。[下水道管理課]?大塚池公園周辺の駐車場の拡充について(継続要望)【回答】大塚池公園の遊歩道改修工事を順次進めており、平成27年度、その一部が完成しました。市では、ますます当公11水戸商工会議所会報No.654 2016年4月