ブックタイトル広報ほこた 2016年4月号 vol.127

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概要

広報ほこた 2016年4月号 vol.127

(仮称)鉾田市民交流館について問市役所企画課?33-2111(内線)1303●2月に4会場で行われた(仮称)鉾田市民交流館建設基本設計住民説明会での質疑について、主なものをお知らせします。説明会冒頭のあいさつ現在、市の施設として、子どもさんがいろいろな行事を行なおうとしても場所がありません。近隣市町村の施設を借りて開催しているような状況です。ホールにおいて、発表会やコンサートに触れることにより、多くの感動を得ることや、子どもたちがそのような道へ進むなど、才能の目覚めなどが期待できると考えています。また、現在、文化活動をされている方々の新たな発表の場となり、交流の広がりが生まれると思います。そのような活動の拠点として、市全体の文化レベルの底上げが図れ、若い人を引き付ける素晴らしい施設になっていくと考えています。建設コストが35億円から50億円になった理由は?回答:前回の住民説明会時にお示しした額は、用地費が含まれない額です。さらに、建設資材、人件費が当時より4割程度あがっています。今後、実施設計の中で再度精査していきたいと考えています。維持管理費はどれくらいを見込んでいるのか?回答:維持管理費については、管理運営基本計画が詳細に決まっていない現時点においては、近隣施設または類似施設の平均値をもとに算出せざるを得ません。概算額としては、光熱水費、施設管理業務等の維持管理費で約7,000万円程度を想定しています。また、人件費については、職員の配置が決まっていませんが、小美玉市の「みの~れ」と同程度の9人を配置したとすると、約6,300万円程度となり、人件費を含めた維持管理費は、約1億3,000万円程度になるものと想定しています。計画概要で、駐車場350台、座席600席とあるがその根拠は?回答:成人式なら550人程度、市民音楽祭等でも600人程度を予定しています。市内の小中学校で使用する場合も、鉾田南中の全校生徒であれば500人で補えます。市内、全小学校の1学年を合わせても約420名で、市民の活動を想定した席数となっています。駐車場は、600席を想定した場合、必要になる台数であると考えています。可動席が固定席に変わり、避難所としてはどう考えているのか?回答:整備推進分科会で、音響やコストの面から固定席になりました。避難所としての機能は、リハーサル室やその他の諸室、ホワイエ等を利用し、一時避難場所としていきたいと考えています。また、各小学校の校舎、体育館は耐震化されているため、そちらでも対応できるものと考えています。●広報ほこた3月号でお知らせしました(仮称)鉾田市民交流館建設の財源内訳について、詳しくお知らせします。◆施設建設時の財源内訳合併特例債◆元利償還金(返済金)支払時35.5億円全体事業費元利償還金(返済金)36.4億円地方交付税により措置(7割)25.5億円49.9億円一般財源B10.9億円基金(市の貯金)10億円一般財源A3.8億円国庫支出金(補助金)0.6億円○償還元金35.5億円○償還利子0.9億円※元利償還金(返済金)計算条件償還期限15年、年利0.3%◆合併特例債の概要合併特例債は、通常の地方債よりも充当率が95%と高く、元利償還金(返済額)についても、その70%が地方交付税で補てんされる有利な地方債です。鉾田市の合併特例債の限度額は、約179億円で平成27年度末までの借入見込額は約93億円となっています。残りの約86億円については、今後、予定している(仮称)鉾田市民交流館整備事業や統合小学校整備事業(南中学区、大洋中学区、旭中学区)、道路整備事業等に活用していきます。残りの限られた合併特例債については、基金繰入金とのバランスを図りながら有効に活用していく予定です。つまり実質的な一般財源としては、施設建設時の一般財源A【3.8億円】、元利償還金支払時の一般財源B【10.9億円】を合わせた14.7億円となります。また、将来の負担を軽減するため基金(公共施設整備基金)10億円、国庫支出金0.6億円を活用します。◆公共施設整備基金とは?公共施設整備基金とは、市の公共施設の整備を円滑に行うための資金を積み立てることを目的として設置した基金です。この基金は、(仮称)鉾田市民交流館ほか、統合小学校整備事業等に使う予定です。※平成27年度末現在高:約53億円(仮称)鉾田市民交流館高校生ワークショップ3月8日、第3回目となる(仮称)鉾田市民交流館高校生ワークショップが市福祉事務所2階会議室で行われました。このワークショップは、鉾田第二高等学校の生徒11名と鉾田農業高等学校の生徒10名が参加し、第1回は「鉾田市のじまん・ふまん」、第2回は「事業について考える」、今回の第3回目は、「新しい施設でどのような事業をしたいか?どのような公演を観てみたいか?鑑賞する側、参加する側など、様々な立場から事業を考えてみましょう!」とのテーマのもと多くの意見が出されました。生徒たちは、「こどもの日にヒーローショーや子ども映画祭」、「母の日・父の日に感謝の気持ちを込めた感謝祭」、「鉾田の野菜を使った野菜づくり講演会や野菜の販売」、「敬老の日に高齢者との交流事業、寄席や落語鑑賞会」、「文化の日に市民文化祭や高校合同文化祭」など、季節や月、記念日ごとに、他校の生徒たちと交流を図りながら、いろいろな意見を出し合い、交流館の利活用や未来について発表しました。※現在、鉾田中央公民館エントランスに「(仮称)鉾田市民交流館」の完成イメージ模型を展示しています。市役所に来庁の際には、ぜひお立ち寄りください。3 2016.4 Hokota City Public Relations