ブックタイトル広報結城 2016年4月号 No.655
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広報結城 2016年4月号 No.655
【問合先】市民活動支援センター男女共同参画係54・7008(直通)〈休館日〉月曜日(月曜日が祝日のときは、火曜日)15権人のとひ権人のしたわ男女共同参画社会国の第4次基本計画について戦争について思ったこと結城南中学校三年阿部和希今年は、戦後七十年という節目の年であり、テレビをつけると毎日のように、戦争についての報道やドラマを目にしました。つい先日のことですが、テレビで戦争についての映画が放送されていたので、見ていると、見ているだけでも辛くなるような、衝撃的なことや、悲惨なことばかりで、涙が出てしまいました。今でこそ、人権、人権と言われる世の中ですが、戦争が起こっていた時代には人権なんて無かったのではないか、と思ってしまいました。まだまだ生きたかったはずなのにたくさんの若い命が犠牲になり、何の罪もない子どもやお年寄りや女性が命を落としました。戦争とは本当に、辛く悲しく悲惨なものだったのだと、改めて感じました。私はこれまで、戦争のことについてあまり深く考えたことはありませんでしたが、先日の映画を観たことで、戦争についてもっと知りたいと思いました。私には、九十三歳になる曾祖父がいますが、もちろん戦争体験者です。日本兵として戦争に行きました。私はその曾祖父から戦争の話を聞いたことがありませんでした。しかし、母は、子どもの頃から時々、戦争の話を聞かされたということでした。戦争の話を聞かされていた母は思ったそうです。戦争とは、勝っても負けても悲しいものだと。数え切れないほどのたくさんの悲しみや苦しみ、そして多くの犠牲の上に、今の平和な暮らしがあるのだと。私も曾祖父が生きている間に戦争の話を聞かせてもらいたいと思いました。そして、私が聞いたことを、母が私に聞かせてくれたように今度は、自分の子どもに伝えてあげたいなと思います。そうすることが、今の時代を生きる私たちの使命だと思いました。一人一人を尊重し、平和で戦争のない世の中にしていくことが、これからの時代を生きていく私たちの役割なのです。(平成二十七年度人権講演会発表作品)(学校学年は昨年度のものです)?女性の活躍推進のためにも男性の働き方・暮らし方の見直しが欠かせないことから、男性中心型労働慣行※などを変革し、職場・地域・家庭などあらゆる場面における施策の充実?あらゆる分野における女性の参画拡大に向けた女性活躍推進法の着実な実行やポジティブ・アクションの実行などによる女性採用・登用の推進、加えて将来指導的地位へ成長していく人材の層を厚くするための取り組みの推進?困難な状況に置かれている女性の実情に応じた、きめ細やかな支援などによる女性が安心して暮らせるための環境整備?東日本大震災の経験と教訓を踏まえ、男女共同参画の視点からの防災・復興対策・ノウハウを施策に活用?女性に対する暴力の状況の多様化に対応しつつ、女性に対する暴力の根絶に向けた取り組みを強化?国際的な規範・基準の尊重に努めるとともに、国際社会への積極的な貢献、我が国の存在感および評価の向上?地域の実情を踏まえた主体的な取り組みが展開されるための地域における推進体制の強化内閣府男女共同参画局では、平成11年に制定された「男女共同参画社会基本法」に基づき、5年ごとに計画を策定しています。この第4次計画では、「目指すべき社会」として、1個性と能力を十分に発揮できる多様性に富んだ豊かで活力ある社会、2人権が尊重される社会、3男性中心型労働慣行※が変革され、仕事と生活の調和が実現する社会、4国際的な評価が得られる社会の4つを位置付けています。また、改めて強調している7つの視点があります。※勤続年数を重視しがちな年功的な処遇のもと、長時間勤務や転勤が当然とされている男性中心の働き方などを前提とする労働慣行。有料広告欄