ブックタイトル広報かすみがうら 2016年3月号 No.132

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概要

広報かすみがうら 2016年3月号 No.132

第15回霞ヶ浦帆引き船フォトコンテスト帆引き船の勇壮な姿と霞ヶ浦の風景霞ヶ浦帆引き船フォトコンテストは霞ヶ浦帆引き船・帆引き網漁法保存会の主催で行われており、今回で15回目の開催になります。市内はもとより県内、県外から霞ヶ浦に浮かぶ帆引き船の勇壮な姿や霞ヶ浦を被写体とした作品391点の応募があり、34点が入賞しました。最優秀賞には、「帆引き船の部」で鈴木健司さん(石岡市)の作品『勇姿』、「霞ヶ浦の風景の部」で石田政光さん(千葉県印旛郡酒々井町)の作品『帆引き漁に勤しむ』が選ばれました。◎受賞の声応募して11年目での念願の最優秀賞。天候、風に恵まれた12月初めに写した一枚で、応募用に伸ばした写真に感激しました。今まで写すことのできなかった光と影で表現できた満帆の帆引き船に、満足した一枚です。(鈴木健司さん)2015 Kasumigaura sail tougboat photo contest■審査員講評2001年から始まった帆引き船フォトコンテストは今年で15年目を経過した。一つの被写体をシャッターチャンスにチャレンジしているコンテストは稀である。それだけに年々写真技術や表現力、写真構成は次第に粋を極めて来ている。同時にデジタルカメラやフォトショップの精密機能や表現力の発展は著しい。最先端のカメラを駆使すればそれなりの効果は撮影できる。その中でコンテストと言う審査になれば紙一重と思っても間違いありません。つまり皆さまの公募作品は非常に質の高い作品群だと思います。また、この帆引き船は日本においても非常に重要な歴史的文化財で、保存はもとより後世に継承しなければならないと思います。次回のコンテストに大いにチャレンジしていただいて、全国から集まる帆引き船撮影を行いたいと思います。【立木寛彦】15年の節目に素晴らしい作品が多数応募され、審査員としてはうれしい悲鳴をあげながらの審査でした。応募作は15年の時間を経てレベルアップし、総じて言えば優ないしは秀の作品ばかり、技術的には遜色ないところまできているといえるでしょう。そこで雌雄を分けるのはやはりコンテストのテーマをどう表現しているかということになります。帆引き船あるいは霞ヶ浦の何を伝えるかが、益々問われていくことになると思われます。【沓掛博光】皆さまの作品を見ると、空と雲、湖面、そして帆の見え方がこれほどまでに変化するのだと実感させられます。季節、天候、撮影時刻で、違った顔を見せるその一瞬を切り取った力作ぞろいでした。特に、帆引き船の部、風景の部ともに、上位入賞作品は、力強さ、優雅さ、旅情、霞ヶ浦と生きる人々の暮らしなどを感じさせるものです。こうした写真が、観光資源としての霞ヶ浦と帆引き船の魅力をいっそう引き立てるものとなることを確信しています。【神崎公一】※入賞作品は、市観光協会ホームページでご覧いただけます。【最優秀賞を受賞した左鈴木健司さん(石岡市)と右石田政光さん(千葉県印旛郡酒々井町)】とにかく帆引き船の凄さに圧倒されました。その船にどのように個性を持たせて表現するかが大きなテーマでした。今回の受賞を励みに、今後も楽しんで撮影したいと思います。(石田政光さん)◎市内の入賞者福田弘(優秀賞)、圓城寺哲夫(ラクスマリーナ賞)、齋藤一郎(霞ヶ浦北浦水産加工業協同組合長賞)、田井俊夫(かすみがうら市商工会長賞)、藤井美代志(霞ヶ浦漁業協同組合長賞)、加瀬雅俊(入選)※敬称略かすみがうら13