ブックタイトル広報なか 2016年3月号 No.134
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広報なか 2016年3月号 No.134
???? ? ??????????????????お住まいの住宅を建てたのはいつごろですか?もし昭和56年以前に建てられた建物であれば、大地震に対しての安全性、耐震性が不足している可能性があり、耐震改修工事が必要な場合があります。しかし、耐震診断・耐震改修を行った方がいいとわかっていても、実際には「お金がかかる」「面倒」「すぐに地震は起こらないだろう」などの理由から、工事を行うかたが少ない現状です。?そもそも昭和56年以前の建物とその後に建てられた建物の耐震性に違いはあるの?昭和56年6月に建築基準法が改正され、耐震基準が強化されました。平成7年阪神淡路大震災では、住宅・建築物の倒壊による大きな被害が実際に見られました。特に昭和56年以前に建築されたものに大きな被害が発生し、昭和56年以降建てられた建物の被害が少なかったことが報告されています。?耐震化とは何をするの?耐震化をするには、建築士などの専門家に住宅の壁の強さ、バランス、接合部の状況などを調査・検査して建物の耐震性能を評価してもらい、耐震改修が必要かどうか判断(耐震診断)してもらうことが必要です。耐震診断の結果、倒壊する可能性があると判定された場合、まずは建築士などと一緒に耐震改修計画の策定や設計を行います。この計画書や設計に基づき耐震改修工事を行っていきます。?耐震改修工事にはどのくらいの費用がかかるの??那珂市内の住宅の耐震化はすすんでいるの?市では平成23年度に那珂市耐震化促進計画を策定しており、その中で平成27年度末の住宅の耐震化の目標を90%としていました。これに対し平成27年度末時点での住宅の耐震化率は77.3%と推計され、目標の90%には達することができていない状況です。こういったことから、市では那珂市耐震化促進計画を改定し、平成32年度末までに住宅の耐震化の目標を95%とし、さらなる耐震化をすすめることとしました。木造住宅の耐震補強に要する工事費は住宅の建築年代(古さ)、規模、補強工法などによって違いますので一概には言えませんが、静岡県が調べた「平成15年度補強補助に係る工事費の概算調査」によると、補強工事費の平均は178万円になっています。約800件の工事費を調べた結果は下記のグラフのとおりです。8.2%2.5%18.9%43.6%2.1%24.6%■0~100万円■100~200万円■200~300万円■300~400万円■400~500万円■500万円以上2