ブックタイトル広報なか 2016年3月号 No.134

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概要

広報なか 2016年3月号 No.134

◆新着本案内【一般書】『よこまち余話』/木内昇著『夜の淵をひと廻り』/真藤順丈著『溺れる月』/新野剛志著『図書館の殺人』/青崎有吾著『午後二時の証言者たち』/天野節子著【児童書】『アカンやん、ヤカンまん』/村上しいこ作・山本孝絵『世界一のランナー』/エリザベス・レアード作石谷尚子訳『みんがらばー!はしれはまかぜ』/しろぺこり絵・村中李衣文『新しい制度マイナンバーがよくわかる!2もっと知りたい!マイナンバー』★『吸血鬼Vampire』/佐藤亜紀著講談社独立蜂起の火種が燻る、19世紀ポーランド。新任役人ヘルマン・ゲスラーが妻とともに赴任した村で次々と起こる、村人の怪死とその凶兆を祓うべく行われる陰惨な因習。怪異の霧に蠢くものとは・・・。『小説現代』連載を単行本化。(出典:TRCMARC)★『ブルくんのだいじなひ』/エリック・ローマン絵キャンデス・フレミング作講談社(講談社の翻訳絵本)今日は、ブルドーザーのブルくんにとって、大事な日。元気いっぱいに工事現場を駆け抜けます。でもみんな、忙しそうに仕事をしていて、ブルくんはつまらなくなってしまいました。仕事が終わり、ブルくんが帰ろうとすると・・・。(出典:TRCMARC)図書館カレンダー4月April日3101724月4111825火5121926水6132027木7142128金18152229土29162330休館日おはなし会17日午後2時~21日午前10時30分~22日午後3時~福島県川内村からお届けします~川内だより~??那珂市の皆さん、こんにちは。ひだまり保健師の中山友子です。今回は前回に続いて、少人数でも学校生活を楽しんでいる川内村の中学生についてお知らせします。東日本大震災により、避難生活を余儀なくされ、郡山市内の間借り中学校を経験し、帰村宣言とともに再開した地元の中学校に戻ることを決意した強い精神の生徒13人。職員数も校長ほか教職員10人といわゆる小規模校ですが、生徒会活動・部活動・PTA活動などは、人数が少ないというだけで、那珂市の中学生と何ら変わりはありません。野球部、テニス部、バレーボール部、…震災前にあった部活動は、現在「バドミントン部」だけです。しかし、このバドミントン部は、福島県中学校総体団体の部で決勝トーナメント出場、個人の部ではシングルの上位を独占し、創設4年目にして見事な成績を収めました。また、福島県内の駅伝大会には選抜チームの一員に川内中学生が選ばれ、好記録を残しました。ある日、村の保健福祉医療複合施設「ゆふね」のデイサービスセンターで中学生が見事な歌声・ハーモニーを響かせてくれました。とても中学生とは思えない素晴らしい合唱でした。これは、地域に貢献したいと生徒会を中心に話し合い、自主的に行った活動でした。那珂一中の文化祭以来、十数年ぶりに聴く中学生の歌声は、私の心にジ~ンとくるものが…。もちろん、デイサービス利用のお年寄りたちの拍手喝采とアンコールで会場は大盛況でした。3月は高校入試の時期です。川内村の中学生は、高校生になると大半が進学のために家を離れ、1寮のある学校に入学2民間アパートに入居3親類の家に下宿などして通学します。バスを利用し自宅から通学する生徒は、本数が限られるため部活動などは思うようにできません。しかし、「今まで支えてもらったことを地域に恩返ししたい」としっかりした考えを持つ川内中学生ならどこでもやっていける。私はそう確信し、将来を期待してやみません。ガンバレ、川内中学生たち!12