ブックタイトル広報おおあらい 2016年3月号 Vol.531
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広報おおあらい 2016年3月号 Vol.531
おおあらい俳壇●加藤宗一選大洗の波を潜りて啼く千鳥春寒や国を憂ふること数多大洗大使さいたま市稲葉峻山冬木立抜けて展がる海の青復興の北の酒蔵新酒酌む寺金田崎国勝〔評〕東北の知人から地酒が届いた。大災害から立ち上がり、ようやく復活した酒である。被災地のことを思ふと軽軽しくは飲めない。新酒は秋であるが大切に保管し、正月に二重の喜びとして味わっている。竿たるむまでに吊せる大大根消息の絶えし人より来し賀状東光台田中勝枝〔評〕永年付き合っていた人からの年賀状が、ある年からぶっつり切れてしまった。それから年賀状を書く頃になると心が傷んでならなかったが、今年はその人から賀状が来た。無事でいてよかったという安堵感。里芋を煮て療養の兄見舞ふ孫の来る楽しみを秘め布団干す祝町枝川良美〔評〕孫は可愛いい、特に幼児のときは尚更である。今度帰って来たら何をして喜ばせようか、あれやこれや思いは尽きない。とにかく思ひやりの布団を干す。冬嵐過ぎて風紋続く浜初霞一湾の奥深くまで髭釜岸根世司子木の葉髪今も変らぬ友の顔臘梅の所在を探す香かな金沢町猿田俊子日溜りに早や咲き初めし水仙花若人の姿凛凛しき出初式新町岸和田和子着ぶくれて日課の散歩終りけり鏡餅割ってしることする習い明神町小松崎美代駅前の聖樹灯点る十六時寒風の日のやはらかき波頭髭釜川崎京子ぼくとわたしのちびっ子ギャラリーぼくとわたしのちびっ子ギャラリーぼくとわたしのちびっ子ギャラリーぼくとわたしのちびっ子ギャラリーぼくとわたしのちびっ子ギャラリーぼくとわたしのちびっ子ギャラリーぼくとわたしのちびっ子ギャラリーぼくとわたしのちびっ子ギャラリーぼくとわたしのちびっ子ギャラリーぼくとわたしのちびっ子ギャラリーぼくとわたしのちびっ子ギャラリーぼくとわたしのちびっ子ギャラリーぼくとわたしのちびっ子ギャラリーぼくとわたしのちびっ子ギャラリーぼくとわたしのちびっ子ギャラリーぼくとわたしのちびっ子ギャラリーぼくとわたしのちびっ子ギャラリーぼくとわたしのちびっ子ギャラリーぼくとわたしのちびっ子ギャラリーぼくとわたしのちびっ子ギャラリーぼくとわたしのちびっ子ギャラリーぼくとわたしのちびっ子ギャラリー大洗町立第一保育所年長児手間省き鍋物続く年の暮待ちわびし海原染める初日の出南清水雲井美智子まぎれなく冬の涸沼にこうの鳥早朝に寺の鐘つく息白し新町束岡金四郎良き年を願ひて今日の初句会大貫町松本侑子そつえんしきかなしいけれどがんばるよこすもすくーるおおやましおにゅうがくにどきどきするけどがんばるよこすもすくーるたなかみうかぞくでねみたもものはなきれいだよこすもすくーるはばぎしみきおこうえんのさくらのつぼみいつさくかこすもすくーるとみたいつきちゅーりっぷつちのなかからめがでたよこすもすくーるすがはらようへいさくらの木ながくつづいた花のみち大洗小一年齋藤由吏もものはなきれいにさいてめでたいな大洗小一年鈴木美桜みぞれ降り明日はできるか雪合戦豆まいてみんなの顔が福をよぶ大洗小二年ぐんじ陸雪がふりあたり一面真っ白大だ洗小三年鈴木芳優選者の句白鳥の帰る旅路の幾千里開園を待てず梅見の人多し紅白の梅見ながらのお弁当4月から新一年生の幸せを願って作りました4月から新一年生の幸せを願って作りました(21)広報おおあらい2016.3.9