ブックタイトル広報つくば 2016年3月号 No.544
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広報つくば 2016年3月号 No.544
2016年(平成28年)No.544広報つくば今月の主な内容■ジオ通信(第8回)…………1今回は、筑波山梅林と石について紹介します■始まりましたマイナンバー…2今回は個人番号カード交付のお知らせ送付時期などについてお知らせします■施設一体型小中一貫教育校…3筑波地区、葛城北部地区・みどりの地区の義務教育学校の建設・設計状況をお知らせします■市消防団活動…………6~7市内で活躍している消防団の活動などについて紹介します。ぜひご覧ください!ジオ通信(第8回)筑波山地域のジオ話~筑波山梅林と石~筑波山梅林は、「筑波石」といわれる大きな石と紅白の梅とのコントラストが見事で今では非常に有名ですが、戦前までは松林が広がっていました。約40年前に松林が開拓され、梅の実の生産のために梅が植えられましたが、斜面での管理が難しかったこともあり、梅林は荒れ果てて衰弱していました。平成12年の梅林再生プロジェクトによって少しずつ回復し、今では見事な梅の花を咲かせるようになりました。▼?ジオキッズゼミナールの様子大地を見る目を磨こう!~めざせ!筑波山地域ジオパーク~大地のことを楽しみながら学べる「ジオパーク」。「ジオ」は「地球・大地」という意味があり、ジオパークは「大地の公園」ともいわれています。現在つくば市は、ジオパークの取り組みを地域活性化につなげるため、筑波山周辺の5市(石岡市、笠間市、桜川市、土浦市、かすみがうら市)とともに、平成28年度の日本ジオパーク認定を目指して活動しています。申・問ジオパーク推進室H「筑波山地域ジオパーク構想」で検索260 GSJ地質ニュースVol. 2 No. 9(2013年9月)第2図砂絵の教材.260 260GSJ GSJ地質ニュースニュースVol. Vol. 2 No. No. 9(2013 9(2013年9月)梅林で見られる斑れい岩筑波山地域のジオを気軽に学べるサイエンスカフェや、子ども向けのイベントを定期的に開催しています!第2図砂絵の教材.作成産業技術総合研究所地質標本館ばいりん梅林はんがんるい筑波山頂上付近は、硬く風化しにくい斑れい岩から成ります。梅林斑れい岩類(約7500万年前)がある中腹付近に見られる花こう岩は、マサ化(石に水や空気が入り砂かこうがんるいのように崩れること)しやすく、風化して堆積物となり、なだらかな斜花崗岩類(約6000万年前)面を形成しました。さんろくしゃめんたいせきぶつ山麓斜面堆積物梅林にある黒い巨石は斑れい岩で、その姿の見事さから庭石にも多(風化で崩れた斑れい岩や花崗岩がたまった地層)く使われています。わざわざ庭石として梅林に運んだのではないかと思う方もいますが、実は山頂付近の斑れい岩が割れて、大昔に土石流とともに流れてきた石なのです。梅林では、山頂付近から流れてきた斑れい岩の巨石や花こう岩が風化した様子を間近で観察することができます。このように、石の成り立ちを知ると筑波山梅林を見る目が変わってきませんか?今年の春は、関東平野を一望しながら、梅林と石のコントラストを楽しんでみてはいかがでしょうか。梅林ミニジオツアー参加者募集!筑波山梅林を歩きながら、ジオガイドから梅林の地質や植生の成り立ちについて学ぶツアーです。ジオ初心者も大歓迎です!4回のうち、3月18日(金)13:00の回のみ、主に英語による説明で実施します。外国人の方、外国人と交流したい方は、ぜひ応募してください。期日3月18(金)・19日(土)※小雨決行時間?10:00~11:30?13:00~14:30お休み処集合場所筑波山梅林内お休み処定員各回先着15人参加費100円(保険代など)申込方法希望日時、住所、氏名(ふりがな)、生年月日、日中連絡の取れる?を記入し、3月10日(木)までにFAX、Eメール、または電話(日本語のみ対応可)で申・問筑波山地域ジオパーク推進協議会事務局(ジオパーク推進室内)?029(868)7640Egeo298@info.tsukuba.ibaraki.jp1発行つくば市(〒305-8555研究学園1丁目1番地1?029(883)1111(代) ?029(868)7628H「つくば市」で検索)編集市長公室広報広聴課