ブックタイトル広報とりで 2016年3月1日号 No.1192
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広報とりで 2016年3月1日号 No.1192
△平成28年3月1日発行第1192号(12)東京芸術大学卒業・修了制作の市長賞作品2点が決定〈問い合わせ先〉文化芸術課?内線1291毎年東京芸術大学の卒業・修了制作作品に贈られる取手市さえ長賞が決定。24回目となる今回は、小宮彩瑛さんの「MマaterialテリアルUユniverse」(ニバースえるば工芸・彫金)と、岩本依留羽さんの「あらがい」(工芸・鋳金)が選ばれました。これらの作品は市に寄贈され、3月下旬から市内公共施設に展示される予定です。工芸(彫金)「MマaterialテリアルUユniverse」ニバース展示場所:市役所本庁舎1階ロビー3月下旬からしっぽう材質:銅、銀、銀箔、七宝寸法(センチメートル):高さ30×幅20.5×奥行20.5、高さ20.6×幅14.7×奥行14.7、高さ16.5×幅14.9×奥行14.9東京芸術大学講評:有線七宝の丁寧な仕事で仕上げられた立体作品です。モチーフの鉱物は、天然に生成された、私たちの生活や社会と非常に密接なものです。また水晶や宝石などに象徴される魅力もあります。作品は水晶結晶の形を生かし、五つを配さえ作者:小宮彩瑛さん(大学院美術研究科修士課程2年工芸専攻)七宝のガラスの透明感や鮮やかな色、銀線の光の反射し、きらめく様子は透き通った水晶の原石や金属の原石の輝きにとても似ていると感じました。鉱物は宝石だけでなく形を変えて私たちの生活の中に沢山存在しています。地球が小さな鉱物が集まってできていること、大きな鉱物の中で鉱物と共に人々が生きているのだということを表現しようと思いました。して造形しています。有線七宝で表現されているのは新しい鉱物が発見されて社会に広がっていくストーリーで、作者の空想世界としてファンタジックに描かれています。社会における鉱物資源の存在を提起し、見る者が思わず引き込まれる佳作です。「広報とりで」でひな人形の講習会の記事を見て講習会に参加したらとても面白く、講習を受けた後は、本を見ながらいろいろな種類のひな飾りを作ってきました。つるし飾り(写真左手前)には、自分の成人式のときの着物を使っています。高級な布を買って作ることもありますが、祖母や母からもらった着物で作った作品は、特に思い入れがありますね。ココが我が家の慢自ココが我が家の慢です!投稿募集中!です!慢自このコーナーでは、皆さんの投稿を募集しています。家族自慢や、わたしのコレクションなど、どんな自慢でもOKです。自薦・他薦は問いません。情報をお寄せください。慢です!です!VOL.55井野金か井ない道子さん部屋いっぱいのひな飾り手に持っている人形は振り袖うさぎといって、1体作るのに3日くらいかかります。作り始めるとたくさん作りたくなり、作品へのこだわりも生まれ、今までに21体作りました。ひな飾りだけでなく、毎年、その年のえとの人形を作って家族にあげています。「自分で作って飾る」ことが楽しいので、これからもいろんな作品を作っていきたいです。〈締め切り〉毎月1日〈投稿方法〉持ち込みのほか、ファクス(73-5995)、電子メール(info@city.toride.ibaraki.jp)でも受け付けます。必ず連絡先を記入してください。〈問い合わせ先〉広報広聴課?内線1141工芸(鋳金)「あらがい」展示場所:福祉交流センター(市役所敷地内)3月下旬から材質:ブロンズ、アルミニウム、ステンレス寸法(センチメートル):高さ90×幅100×奥行50えるば作者:岩本依留羽さん(美術学部工芸科4年鋳金専攻)卒業を目の前にしたときに、これからの人生を好きに生きたくてもそれがしにくい社会の仕組みに対して、息苦しさを感じていました。そんなときに、ふと、昔飼っていた金魚の姿を思い出し、それをモチーフとして息苦しい社会にあらがうというテーマで作成しました。市長賞作品などの芸術作品を探しに行こう!取手市長賞の授与が始まったのは、東京芸術大学のキャンパスがおもんま小文間に開校した年の翌平成4年かしょうしきんら。賞の授与には、賞賜金を学生に渡して卒業後の芸術活動を奨励するほか、学生から贈られる受賞作品を公共施設などに展示し、市民の芸術文化への関心を高めるという目的があります。こうした取り組みで、今では市長賞作品を含む約70点以上もの芸術作品が、市内のあちこちで見られるようになりました。休日などに、作品を探しに出掛けてみてはいかがでしょうか。(市ホームページに「取手市長賞作品」の紹介ページがあります)東京芸術大学講評:現代の若者のへいそく閉塞感を金魚に例え、陸に出た金魚の息苦しさ、傘から連想されるうつうつ雨の時の鬱々とした感情を全体的に用い、表現した作品です。鋳造レベルはかなり高度であり、金魚などへの金属の着色法は、学部の域を超えた作品です。